秋田市保健所は10日、県食肉流通公社が販売した豚肉から基準値を超える動物用医薬品が検出されたとして、食品衛生法に基づき回収命令を出した。同公社は9日から自主回収を始めている。微量のため人体への影響はないという。豚肉は湯沢市の生産者が出荷した20頭(約1500キロ)分。2日に同保健所が検査したところ、0・21ppmのスルファメトキサゾール(基準値0・02ppm)が検出された。県家畜保健衛生所の調査によると、この生産者は豚舎内で肺炎防止のために餌とともに医薬品を与えていたが、自動給餌ラインの切り替えを誤り、出荷直前の豚にも与えられたという。(さきがけonTheWeb)
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 動物用医薬品検出:豚肉に基準10倍の薬 秋田の食肉会社が販売-回収命令 /秋田
Yahoo!ニュースによれば、「本来は投与しない出荷1週間前の豚に生産者が医薬品を投与したことが原因」とのことです。
動物用医薬品は、動物に投与された後、体内に吸収され、体内の各部に分布し、肝臓や体内の各部にある酵素などで分解・代謝されて、糞中や尿中に排泄されます。
ある時点では体内において薬物の有効濃度に達することで、投与目的である薬効を発揮しますが、その役目を終えた後は、体内から除去されなければなりません。
通常は、動物用医薬品として農林水産省から製造販売承認を受ける際に、獣医師または使用者が守るべき休薬期間(使用禁止期間)が定められており、それを守れば、今回のように食肉となった場合に薬物残留として検出されることはありませんし、人体にも影響はありません。
食品中の残留農薬などを規制する新たな制度(ポジティブリスト制度)が二十九日から導入される。これまで規制されなかった農薬などにも基準を設け、安全を確保できない食品の流通は未然に防ごうという内容。(日本海新聞)食品の一層の安全確保のために、食品中の農薬等(農薬、動物用医薬品、飼料添加物)の残留基準値を定める「ポジティブリスト制度」が、2006年5月29日から施行されました。
FOOD・SCIENCEによれば、食品安全委員会が、メールマガジンを発行するそうです。
食品安全委員会主催の会議は原則傍聴可能だが、情報を必要とする一般消費者には敷居が高いし、遠方在住者には縁が薄い。メルマガによる情報発信で、食のリスクコミュニケーションが活発に行われることを期待したい。「FOOD SCIENCE」
6月2日(金)から、原則、毎週金曜日に配信されるとのことで、内容は、食品安全委員会などの審議結果の概要や開催案内を含む報道発表などの新着情報を始め、食品安全委員のコラムなどが掲載される予定とのことです。
食品安全委員会:『食品安全委員会メールマガジン(通称:「食品安全委員会e†マガジン」)の配信及び会員募集のお知らせ』
携帯電話向け・PHS向けには対応していないとのことです。
配信は外部の会社が行うとのことですので、登録される場合は、自分の個人情報を守るためにもYahoo!メールやマイクロソフトのHotmailなどのフリーメールで登録されることをお勧めします。