September 08, 2009

9月8日現在、あと7名、申し込めます。

8月14日のエントリー■ペットポータル■: 【地域限定】奈良県:傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座で、紹介した「奈良県 傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座」ですが、本日現在で、申込者は23名になりました。

定員30名ですので、あと7名、申込みができます。

来る9月13日(日曜日)
うだアニマルパークにて「傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座」
が奈良県とNPO法人野鳥の病院主催 奈良県獣医師会後援で開催されます。

野鳥の強制給餌法をマスターしたいと考えておられる先生方、看護士さんや勤務医の先生、一般の方々、ぜひ参加をご検討ください。

申し込み:奈良県農林部森林整備課 鳥獣保護係まで電話でお申し込みください。
TEL:0742-27-7480

■ペットポータル■: 【地域限定】奈良県:傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座


投稿者 Yuki : 09:28 PM | コメント (0)

August 14, 2009

【地域限定】奈良県:傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座

奈良県では、奈良県民(高校生以)を対象に、傷ついた野生の動物や鳥(傷病野生鳥獣:しょうびょうやせいちょうじゅう)を保護するボランティアを募集しています。

そのボランティアを養成するための講座が、9月13日(日)に開催されます。

傷病野生鳥獣を保護した際の対処方法や、傷病野生鳥獣救護獣医師(*)による治療を受けた後の野生復帰に向けた保護飼養における注意事項等を講習することが目的です。

*傷病鳥野生獣救護獣医師:ボランティアで傷病野生鳥獣の治療を行っていただける動物病院の獣医師:現在県内39の動物病院にご登録いただいています。

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講習会の概要:
1.日時:平成21年9月13日(日)午前10時〜午後4時
2.場所:奈良県宇陀市大宇陀区小附75−1
    うだ・アニマルパーク 動物学習館(午前)
                   鳥獣保護施設(午後)

3.内容:1)奈良県の傷病鳥獣保護行政について
   講師:奈良県森林整備課職員
 2)奈良の鳥、いつどこで何がいる?
   講師:日本鳥学会会員 藤田 泰宏 氏
 3)傷病野生鳥獣保護飼養ボランティアに必要な救護技術について
   講師:NPO法人野鳥の病院 代表理事
      獣医師・獣医学博士 中津 賞 氏
 〜昼休み〜
 4)実習 野鳥の安全な取り扱いと保定法/日常の管理
    身体検査法/食性の理解と餌の選択/強制給餌法
 実技指導:NPO法人野鳥の病院 所属獣医師・上級動物看護技師

4.主催:NPO法人野鳥の病院、奈良県  後援:奈良県獣医師会

5.募集人数:30名(先着順)

6.参加費用:無料(本講習会は(独)環境再生保全機構地球環境基金からの助成金で運営されています)

7.参加資格:高校生以上の県民

8.申し込み:奈良県農林部森林整備課 鳥獣保護係まで電話でお申し込みください
TEL:0742-27-7480

9.その他:お車でお越しの際は、うだ・アニマルパーク臨時駐車場をご利用ください

昼食は各自でご用意ください
*うだ・アニマルパークにはレストラン等はございませんのでご注意ください

※ 8月10日時点で、申込者は10名とのことです。まだ参加可能です。お早めにお申込み下さいますようお願い申し上げます。

■情報出典:
社団法人 奈良県 獣医師会
社団法人 奈良県 獣医師会: 傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座が開催されます
森林整備課/奈良県公式ホームページ
奈良県における傷病野生鳥獣保護しようボランティア養成講座 - 中津動物病院グループ#trackback

投稿者 Yuki : 03:16 PM | コメント (0)

March 01, 2009

カエルツボカビに続き、ラナウイルスが日本に上陸か!?

ラナウイルス感染、カエル大量死 - 速報:@niftyニュース

両生類などに感染して死なせるラナウイルスによって昨年秋、国内の池でウシガエルが大量死していたことが27日、麻布大の宇根有美准教授(獣医学)の調査で分かった。このウイルスの感染確認は国内初で、感染した両生類の治療法はないはないが、人間には感染しないという。

麻布大学 宇根有美 准教授によれば、北米で06年に実施した約110地点の調査では、カエルの死因の43%を占め、ツボカビの16%を上回ったとのことです。

昨年11月20日の朝日新聞には、日本上陸の報告はないとのことでしたが、実は、すでに上陸していたことが今回の発表で判明しました。

多数のカエルが検疫なしで輸入されており、もしそれらが不健康だから、あるいは輸入したら死んでいたという理由で、池や沼などに放されたら、国産のカエルや両生類が感染して、生態系に大きな影響を与えかねません。

カエルツボカビの対策と同様、カエルが死んだら、可能であれば焼却する、あるいはビニール袋に密閉して生ゴミとして捨てて下さい。
間違っても、庭や公園に埋めるなどしないで下さい。
水槽の水も、カエルの体調が悪い場合には、消毒してから捨てるなどの配慮が必要です。
そのまま下水に流すようなことがあれば、ウイルスをまき散らしているのと同じです。
ウイルスが生き延びて、環境中から取り除くことができません。

特に、家庭で閉鎖的な環境で飼われているペットのカエルよりも、頻繁にペット用のカエルの入れ替えが行われるペットショップやペットを取り扱っているホームセンターなどでの対応が非常に重要だと思います。

■関連記事■
カエルの大量死招く ラナウイルスを警戒 | トピックス | 麻布大学

ラナウイルス(Ranavirus) | 麻布大学

■ペットポータル■: カエルツボカビ症に関する情報
■ペットポータル■: カエルツボカビに関する情報(続報)
■ペットポータル■: カエルツボカビ(第3報)死亡例の発見はないが、侵入を確認

投稿者 Yuki : 02:10 PM | コメント (0)

August 05, 2008

千石先生の話を拝聴しました。

8月1日に第30回動物臨床医学会 東京シンポジウムが開催され、参加しました。
これは、動臨研の協賛企業の意見交換会で、毎回、一社がキーマンとなって講師を招き、お話を伺ったあと、懇談するというものです。
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今回のキーマンは、大日本住友製薬(株)で、講師は、どうぶつ奇想天外で有名な千石正一先生でした。

千石先生は、いろいろなデータを非常に分りやすくお話下さり、また、親父ギャグを交えて面白い講演でした。
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お話の内容は、

地球上で毎日、数十という種類の動物が絶滅している。
我々人間の生活には何の関係もないと思うだろうが、例えば、ジャンボジェット機を思い浮かべて、これが地球、生物はそれぞれの部品だと思って欲しい。
ネジが10本くらいなくなっても、ジャンボは飛び続ける。でも、100本、1000本のネジが落ちてなくなっていったら、必ずどこかバランスが悪くなってくる。10000本、20000本のネジが落ちたとき、ジェットは墜落してしまうんじゃないか。

そんな風に分りやすい例で、危機について示しておられました。

オーストラリアに持ち込まれたウサギ、マダガスカルに持ち込まれたヤギなど、人間が持ち込んだ外来種によって、在来の動物種がいかに被害を受けてしまったか、人間のハンティングや乱獲によってどれだけの動物が絶滅していったか、について話が進み、外来種の話では、大きな島よりも小さな島よりも被害がすぐに表れやすいことが、ジャンボジェット機よりもセスナ機の方がネジの脱落が少なくても危険であることから説明されました。

非常に興味深い話でした。

最後に、聴講者の中から5名に、千石先生の著書「いのちはみんなつながっている」がプレゼントされました。


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千石先生を講師にお呼びできたのは、キーマンを務めた、爬虫類好きの一人のマネージャーの人間関係だそうです。
そういう素敵な人間関係をもっているって、スゴイなぁ!と思いました。

投稿者 Yuki : 05:53 PM | コメント (0)

June 13, 2007

カエルツボカビ(第3報)死亡例の発見はないが、侵入を確認

カエルツボカビ、神奈川で感染確認 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞

調査したのは、麻布大学獣医学部の宇根有美准教授らの研究グループで、本格的な野外調査の予備調査として神奈川など九都県で採取した野生種の両生類二十三種百三十二匹を対象に行った。ペット用や研究用として流通していたもののほか、野生環境で捕獲されたものも含まれている。

 このうち、神奈川など五県の八種四十二匹からカエルツボカビが検出、人が触れていない両生類ではウシガエル四匹から確認された。ただ、いずれもカエルツボカビ症は発症しておらず、死亡例もなかった。

この夏から全国規模の調査がされるとのことです。

正しい情報の提供が望まれます。

ツボカビに感染したカエルなどの両生類を野生に捨ててはいけません。

ツボカビに感染した両生類を飼育していた水を川に捨てないで下さい。
環境中にツボカビの胞子や遊走子が入り込んでしまい、根絶できなくなってしまいます。

死んだカエルは、焼却してください。また、清潔なビニール袋などに密封して生ゴミとして出すこともできます。間違っても庭に埋めるなどしないで下さい。

ツボカビ症のカエルの飼育容器の中にあった植物、水草やコケなどは消毒できません。必ずすべて焼却処分してください。土に埋めるなどの処理は、しないでください。

簡単な方法として有効なのは、熱湯による消毒です。ツボカビの遊走子(胞子)の予防対策としては、お湯に飼育容器を漬けるだけでも有効な殺菌方法になります。
実験では30度の水温で遊走子は死ぬとのことですが、万全を期して、飼育していた水にも熱湯を加えて、お風呂ぐらいの温度(40度)くらいになれば、安全だと思います。

■ペットポータル■: カエルツボカビ症に関する情報
■ペットポータル■: カエルツボカビに関する情報(続報)

投稿者 Yuki : 11:01 PM | コメント (0)

January 25, 2007

カエルツボカビに関する情報(続報)

1月13日に■ペットポータル■: カエルツボカビ症に関する情報として掲載したエントリーの続報です。

日本獣医師会の新着情報では、カエルツボカビ症に関する情報が「ツボカビに関するQ & A~一般のカエル飼育者の方々に~(最新版) 」として掲載されています。

特にQ.27の「消毒はどうしたらよいですか?」およびQ34の「ツボカビのことを、もっとよく知りたいのですが・・?」は、大幅に情報量が増えています。
(↓約300KBのPDFが開きます)
ツボカビに関するQ & A~一般のカエル飼育者の方々に~(最新版)

コア獣医師(一般の獣医師より、ツボカビに関する多くの知識を持っていて、最新あるいは詳細な情報をいつでも入手できる立場にある獣医師)の先生方の数も増えてきました。

●現在、コア獣医師がおられる都道府県

北海道、新潟県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、横浜市、川崎市、神奈川県、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県、沖縄県

日本獣医師会では、さらに募集しています。(約1.9MBもあるPDFでかなり重いです)
ツボカビ症対策に関する協力依頼


●ツボカビの特集が掲載されているウェブサイト

麻布大学
日本獣医病理学会、日本獣医病理学専門家協会
日本獣医学会
世界自然保護基金ジャパン
日本動物園水族館協会
日本爬虫両棲類学会
日本野鳥の会
野生生物保全繁殖専門家グループ日本委員会
生物多様性JAPAN
日本自然保護協会

●ペットポータル関連情報
■ペットポータル■: カエルツボカビ症に関する情報

投稿者 Yuki : 11:45 PM | コメント (0)

January 13, 2007

カエルツボカビ症に関する情報

海外でカエルなど両生類の激減・絶滅を引き起こしていると考えられる「カエルツボカビ症」が、日本でも確認されました。
両生類での致死率は90%以上とのことで、オーストラリアや中南米では大きな被害が出ています。

カエルなんて、私たちの生活に全然関係ないと思ってしまいがちですが、もしカエルがいなくなると、カエルが食べてくれていた昆虫が大量に発生する可能性があり、稲作など農林業に被害が生じることが考えられます。また、カエルを食物としている鳥やヘビ、ほ乳類などの野生生物の減少や絶滅につながることも予想されます。天然記念物のイリオモテヤマネコもカエルを重要な食物としており、絶滅の危機が高まることが危惧されます。

しかし、パニックにならないで下さい。高病原性鳥インフルエンザが日本に上陸したとき、全国各地で、飼育していた鳥を捨てる例が相次ぎました。中にはクジャクが捨てられた例もありました。
■ペットポータル■: 鳥インフルエンザ、学校の対応

今回、もし、ツボカビに感染したカエルなどの両生類を野生に捨てたり、ツボカビに感染した両生類を飼育していた水を川に捨てたりしたら、環境中にツボカビの胞子や遊走子が入り込んでしまい、根絶できなくなってしまいます。
以下に示すように、消毒法や、まだ確立はしていませんが、治療法があり、獣医師や専門家の下でちゃんと治療されれば、飼育し続けることができます。
もし飼い続けることは難しいと考えたら、以下のQ&Aにあるように、引き取ってくれるそうです。
両生類を飼育されている方々は、正しい知識をもって、冷静に対処して下さるよう、ペットポータルからもお願い致します。

日本の両生類に危機 カエルツボカビ症が国内で初確認:WWFの活動/WWFジャパン

16の研究機関、環境団体によって、国内でのツボカビ症の発症の確認を受け、緊急事態宣言が発表されました。これは今後、ツボカビ症の感染拡大の原因になり得るペット業者や個人の両生類飼育家、マスコミ関係、関係行政機関の方々に対し、問題の大きさと、早急な対応を求めたものです。
カエルツボカビ症侵入緊急事態宣言:WWFの活動/WWFジャパン

投稿者 Yuki : 05:57 PM

February 06, 2005

ヒト変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などに関する市民公開シンポジウム

平成17年2月10日(木)~12日(土)に、新潟県の朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターにて、平成16年度学会年次大会が開催されます。

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これは、(社)日本獣医師会、日本産業動物獣医学会、日本小動物獣医学会、日本獣医公衆衛生学会が主催、(社)新潟県獣医師会が共催で、農林水産省・厚生労働省・新潟県などが後援で開催されるものです。

講演や発表の大半は獣医師を対象にしたものですが、市民公開シンポジウムもあります。
中でも、2月4日、国内初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生が認められましたが、その関連のシンポジウムもあります。

市民公開シンポジウム案内

シンポジウム(1) 食の安全を脅かす人と動物の共通感染症
 2月11日(金・祝) 9:00~12:00  朱鷺メッセ 2F 第Ⅰ会場(スノーホール)

 ◎座長:品川邦汎先生(岩手大学)、山本茂貴先生(国立衛生研究所)
 ■人と動物の共通感染症: 国立感染症研究所  山田章雄先生
 ■BSEとヒト変異型クロイツフェルト・ヤコブ病: (独)医薬品医療機器総合機構 池田正行先生
 ■わが国におけるE型肝炎: 国立感染症研究所 武田直和先生
 ■カンピロバクター食中毒の発生とその対応: 岩手大学 品川邦汎先生

【ご参加申込み方法・問い合わせ先】
1.ご参加希望のシンポジウムの番号(複数可)・ご氏名・ご住所・ご職業を記載したハガキ又はFAXを下記までお送り下さい。

 〒950-0965 新潟市新光町15-2 県公社総合ビル
  (社)新潟県獣医師会 宛  
    TEL 025-284-9298  FAX 025-281-1368

2. フォームから申し込むことも可能です。
市民公開シンポジウム申込みフォーム

シンポジウムは全部で3つあり、いずれも上記申し込むことが可能です。

シンポジウム(2) 安全・安心の畜産物生産を目指して
         ―輸入動物に由来する人と動物の共通感染症のリスク管理-

 2月11日(金・祝) 13:30~16:30  朱鷺メッセ 2F 第Ⅰ会場(スノーホール)

 ◎座長:泉對博先生(日本大学)、酒井健夫先生(日本大学)
 ■国際的な家畜防疫対策と動物に由来する人と動物の共通感染症の制御
   ―BSEを改めて検証する― : 内閣府食品安全委員会 見上 彪先生
 ■わが国の輸入動物に由来する人と動物の共通感染症の水際作戦
   ―わが国のBSE研究体制の現状、新たな挑戦―: (独)動物衛生研究所 横山 隆先生
 ■畜産物が媒介する動物に由来する人と動物の共通感染症の危険性
   ―生産現場におけるBSE対策の実際― : 農水省消費・安全局衛生管理課 伏見啓二先生
 ■動物に由来する人と動物の共通感染症のリスク管理
   ―わが国におけるBSEのリスク管理の現状と課題― : 東京大学  吉川泰弘先生

シンポジウム(3) トキの保護と野生復帰への取り組み
 2月12日(土) 9:00~12:00  朱鷺メッセ 2F 第Ⅰ会場(スノーホール)

 ◎座長:酒井健夫先生(日本大学)、柳井徳磨先生(岐阜大学)
 ■トキの飼育繁殖と野生復帰 : 新潟県佐渡トキ保護センター 金子良則先生
 ■トキの保護ボランティア活動、その現状と方向性:トキの野生復帰連絡協議会 高野 毅先生
 ■トキの野生復帰を動物学から検証する : 国立科学博物館 遠藤秀紀先生

その他の獣医師向けプログラムは下記のリンクから知ることができます。
H16年次大会(新潟)プログラム

新潟県獣医師会HP

関連ニュース:

■ペットポータル■: BSE Q&A

■ペットポータル■: BSEの発生に過剰反応は禁物 (牛肉編)

■ペットポータル■: BSEの発生に過剰反応は禁物 (ペットフード編)

E型肝炎(Hepatitis E Virus)関連情報

牛海綿状脳症 (BSE)

佐渡トキ保護センター(HOME)

投稿者 Yuki : 01:14 PM | コメント (3326)

July 30, 2004

野鳥を駆除しても解決策にはなりません。

国際連合 食糧農業機関(FAO)は、7月16日、中国、タイ、ベトナムで再発している鳥インフルエンザの侵入の予防策として、野鳥を駆除しないよう、アジア諸国に対して強く呼びかけています。

Avian Influenza

FAO家畜衛生局のJuan Lubroth氏は、「野生の鳥を殺すことで、鳥インフルエンザの侵入を防止したり、発生をコントロールすることはできません。野鳥は、生態系に重要な役割を果たしているのです。」と説明しています。

また、ある種の水鳥が鳥インフルエンザの宿主になっていることが知られていますが、「現在までに、野鳥が、ある地域での鳥インフルエンザの再発の原因になったという科学的な証拠はまったくありません」とLubroth氏は付け加えています。

ニューヨークにある野生保護学会(the Wildlife Conservation Society)のWilliam Karesh氏は、「野鳥のハンティングは、絶滅の原因にもなり、野鳥がねぐらにしている地域の木を伐採(ばっさい)することは、野鳥が新しい地域や国に散らばらせ、鳥インフルエンザをはじめ、その他の病気も伝播(でんぱ)させることになります」と述べています。

鶏やアヒルを近代化された施設で飼育し、生物テロに対しての対策をほどこすことで、野鳥との接触を防ぎ、病気が広がるリスクを最小限にするのです。

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今週、北海道大学大学院獣医学研究科の喜田宏教授とお会いする機会があり、「鳥インフルエンザがなぜ東南アジアで今のような高温多湿の時期に発生するのでしょうか?」とお伺いしたところ、「それは誤解に基づいた考えなんだよ。鳥インフルエンザは、年中いつ発生してもおかしくないんだよ。人のインフルエンザが冬の乾燥した季節に発生が多いことと一緒にしてはいけないんだよ」とのことでした。

ということは、日本でも鳥インフルエンザが冬までに再発する可能性もゼロとはいえないということです。
この記事は別に、養鶏農家の方や一般の方々を不安に陥れようと思ってのものではありません。

今年初めの発生時には、環境省が野鳥の死骸からウイルスが発見されるかどうかを調べるという方針を打ち出しましたよね。
クジャクや鶏、アヒルなどが捨てられたりもしました。
学校や幼稚園で鶏を飼っている間は、子供を通わせない、という保護者の方がおられたという話も伺っています。

結局は、野鳥からウイルスは分離されませんでしたが、もし発見されたりしたら、恐怖からパニックに陥ることをペットポータルでは危惧しています。

もし日本で再発があったときに、「渡り鳥が日本に来ないようにしろ」とか、「カラスを駆除しよう」、「学校で鶏やチャボを飼わないように」、「家で小鳥を飼わないように」などという極端な意見が出ないように、心配してのことなのです。

極端に走らないように、今から知識を持ち、心の準備を行うことは非常に重要なことだとペットポータルでは考えています。

投稿者 Yuki : 12:03 AM | コメント (0)

July 27, 2004

絶滅危惧種のための遺伝子バンク

英国ロンドン市のThe Natural History Museum, London, England(自然史博物館)では、絶滅の危機にある種類の動物のDNAサンプルを収集して、-80℃で冷凍保存する計画を発表しました。 Frozen Ark (フローズン・アーク、「凍結された(ノアの)箱舟」)と名づけられたこのプロジェクトでは、まず絶滅の危機にある動物のDNAや組織サンプルを採取し、保存する世界初の絶滅危惧種のDNAバンクを目指すとのことです。

The Frozen Ark - The world's first DNA bank to preserve endangered animals

今後30年間に、ほ乳類の24%に相当する1,130種類、鳥類の12%に相当する1,183種類が地球上から絶滅して姿を消してしまうとのことです。

将来的にはすべての動物のDNAを保存することを目指していますが、まずは絶滅する危険度の高いYellow seahorse(直訳すると、キイロタツノオトシゴ)やScimitar horned oryx (三日月形の角を持つオリックス<同じく直訳>)、Socorro dove(ソコロ・バト<同>)、Polynesian tree snails(ポリネシアン・木登りカタツムリ<同>)(どなたか、正式名称をお教え下さいませ)などが候補として挙げられているとのことです。

以下のリンクから、それぞれの動物の写真をスライドショーで見ることができます。
Frozen Ark slideshow

投稿者 Yuki : 11:59 PM | コメント (0)