今年もフィラリア予防やノミダニ駆除の季節がやって来ます。
「100年に1度」という表現が適当かどうかはともかく、不景気は、私たちの生活に確実に影響しています。私自身も、大きな消費は控えたり、日々の生活においても出費を抑えようと考えています。
その中で、頭の痛いのが、愛犬の薬代ではないでしょうか。
フィラリア予防とノミ・ダニ駆除・・・
ちゃんと予防してあげたいし、財布は痛いし、健康でいて欲しいし。
それで、いろいろと考えてみました。
1. フィラリア予防薬の値段にこだわる
数年前から、フィラリア予防薬もジェネリックが日本でも販売されるようになりました。
成分も効能効果も、農林水産省から承認されていますし、日本の製薬企業が製造販売の許可を持って(今は輸入販売も製造販売の一種として扱います)、製造物責任も負ってくれるので安心して使えます。
■フィラリア予防薬のジェネリック(フィラリアの寄生予防と回虫・鈎虫の駆除)
【飼い主さんの声】華のハナ 動物病院から処方された価格の情報も載っています。
【飼い主さんの声】トイプードルと私 +COLLON and ME+ フィラリア予防 パナメクチンチュアブル
☆オリジナルの動物用医薬品☆
2. フィラリア予防とノミ・ダニ駆除を一緒にできる薬を使う
今までは、フィラリア予防薬と、ノミダニ駆除薬を別々に処方してもらうのが普通でした。
でも、両方が同時にできれば、その分、お得です。
犬:犬糸状虫の寄生予防、ノミ成虫の駆除、ノミ卵の孵化阻害及び殺幼虫作用によるノミ寄生予防、ミミヒゼンダニの駆除 (すごい効能の数です)
犬:犬糸状虫症の予防、ノミの駆除 (ダニには効きません。でも、ダニのいない地域なら良いですよね。)
犬 : 犬糸状虫症の予防、吸血ノミ産下卵の孵化阻害並びにノミ幼虫脱皮阻害、犬回虫・犬鉤虫及び犬鞭虫の駆除 (ダニには効きません。でも、ダニのいない地域なら良いですよね。また、ノミ成虫に即効性はありません。)
☆★☆ ペットポータルでは、個人輸入の動物用医薬品はお勧めしません。
海外で販売されている商品は、日本で承認されていない未承認の商品です。
本当に、その成分が規定通り、入っているかどうか、誰が保証してくれるのでしょうか?
薬の中身のチェックは、専門の施設でなければ検査できません。
メラミン入りのペットフードの例を出すまでもなく、関係のない成分、毒性のある成分が入っていた場合、自分の大切なペットに害があってからでは、手遅れです。
人でも、バイアグラなどを個人輸入して、有効成分すら入っていなかったり、不純物が混入して重大な副作用や事故が起こっていますが、本当に、それは自己責任なのです。
ネットで動物用医薬品を買うことも、個人的にはお勧めきません。
販売されているのは、動物用医薬品の販売許可を持った業者さんでしょうし(獣医師は、薬剤を販売することはできません。薬事法で禁止されています。病院での処方と、ネットでの販売は全然異なります)、農林水産省が承認した正規の製品を販売しているのでしょうが、結局、何か副作用があった場合は、これも飼い主さん自身の自己責任です。ペットポータルでは、そういう買う側の自己責任に頼って「医薬品」という命にも関わる製品を販売するという方針に賛同できないためです。
やはり、実際に自分が通える範囲内の距離の動物病院で、できれば、かかりつけの病院で、処方してもらうのが一番だと思います。★☆★
Yahoo!オークションで、要指示薬のフィラリア予防薬が頻繁に出品されています。
出品者は、たぶん、私たちと同じ獣医師だと思われます。
「動物用医薬品は値段が高い」から、オークションで安く提供して何が悪い、というこの出品者なりの屁理屈もあるのでしょうが、でも、本当に良心的な値段なのか?というとそんな値段でもない。
仕入原価の数倍の値段で出品して、落札され、購入者から「大変良い出品者」だと評価されています。
何かおかしくないですか?
実際の臨床現場で処方する際には、獣医師が実際に診療して、健康状態を把握し、血液検査でミクロフィラリアがいないことを確認して、それで処方する、もし副作用が生じた場合は迅速に対応する準備をしている、だからその処方価格が許容されるんだと思うんです。
ワクチンもそうですよね。海外においても、例えば米国でもワクチンは、仕入価格の平均3倍の価格で処方するというデータがあります。それは、アナフィラキシーなどの予期せぬ副作用に対処する必要があるためです。
また、動物用医薬品の販売については、薬事法第49条の規定に基づき、獣医師の処方せん又は指示がないとワクチンや抗生物質等の一定範囲の医薬品は販売できないこととなっています。
さらに、獣医師がこれらの動物用医薬品を投与する場合及び処方せんや指示書の発行を行う場合には、獣医師法(昭和24年法律第186号)第18条の規定に基づき、自ら診察を行うことが義務付けられています。
オークションで落札した飼い主のワンちゃんを、この出品者氏は診察していますか?
つまり、この出品者氏が獣医師であれば、薬事法に違反し、獣医師法にも違反しています。
オークションで落札された動物用医薬品を、飼い主さんがどんな状態のワンちゃんに与えているか、出品者は知ることはできません。売ったら売ったっきり、です。
もし副作用が生じたとしても、出品者は責任を負わないでしょう。
もし落札した飼い主のワンちゃんが、イベルメクチンに感受性の高いコリー犬で、脳に障害が生じたらどうするのでしょう?そんな指導を、オークションでしていますか?していない。 もし異変があったら、すぐに出品者は診てあげられますか?診られない。
そこまでして、その出品に意味がありますか? 妥当性はありますか?
そこに、正義はないと思います。
この出品者が獣医師であれば、獣医師としての責任、誇りや気概も失っていると、私は思います。
Yahoo!側にも、問題があります。
「法律で販売する権利のない、あるいは販売するために必要な許認可を受けていない商品」は出品してはいけない、とガイドラインで謳いながら、それでも、出品を認めている。
上述の通り、この出品は、明らかな薬事法違反であり、獣医師法違反です。
ショップを開きながら、違法な製品が売られているとは知りませんでした、と言っているのと一緒です。
その理由として、Yahoo!では、出品された製品をチェックすることはシステム上、できない、とも言っています。
しかし、実際はそんなことはない、写真にあるように、フィラリア予防薬が出品されたら、ちゃんとメールが送信されてきます。ちゃんとYahoo!では、システム上で、製品名なりカテゴリーで見分けています。
かつて小・中学生にとって、男女子とも、なりたい職業No.1に獣医師が挙げられていました。
今でも、小学生女子のなりたい職業No.9、高校生男子のなりたい職業No.18に獣医師がランクインしています(プレジデント 2006年11月13日号)。
社会に認知され、地域に根差し、公衆衛生上、人の健康にも貢献し、次の世代の子供たちに憧れを受けるような存在になれる、獣医師ってそういう素晴らしい職業だと思います。
「売ったらおしまい、後は買った方の責任」という、この出品者は、己自身だけでなく、獣医師全員を貶めている気がします。
違いますか?
フィラリア予防薬のカルドメックチュアブルP34(製造番号RBD2480)がメーカーの自主回収の対象になっています。
カルドメックチュアブルP34(製造番号RBD2480)自主回収のお知らせ
平成 18年6月5日
カルドメックチュアブルP34(製造番号RBD2480)自主回収のお知らせ製造番号 RBD2480のカルドメックチュアブル P34の1個にリング状の金属様の異物が発見されましたので、製造番号 RBD2480のカルドメックチュアブル P34を自主的に回収させていただいております。
この異物は機械(包装工程)の部品の一部であり、他に同様の異物が混入する可能性は極めて低いことを確認しています。また、他に同様の異物が発見された報告はございません。今回の異物で人および動物に危険を及ぼしたという報告はございません。
お手持ちのカルドメックチュアブル P34に製造番号 RBD2480の製品がございましたら、お手数ですが、処方をいただいた動物病院様にご相談の上、交換していただきます様お願いいたします。<専用お問い合わせ先>
メリアル・ジャパン(株)(フリーダイアル0120-52-8180)(平日、土曜・日曜、祝祭日とも9:00-12:00、13:00-17:00)までご連絡をください。
皆様方に大変ご迷惑おかけ致しますことを心よりお詫び申し上げます。メリアル・ジャパン株式会社
カルドメックチュアブルP34(製造番号RBD2480)自主回収のお知らせ
但し、今回の金属様の異物混入が、同ロットでも数多くの製品に及ぶ事故とは考えがたく、メーカーの高いコンプライアンス(法令遵守)の姿勢として好意的に捉えても良いのでは、とペットポータルでは考えます。
該当ロットではない製品をお持ちで、もし心配な飼い主さんは、ワンちゃんに投与する前に、チュアブルを手や指ででぎゅっとつまんでつぶしてみて、何もないことを確認してから投与したらより安心できるのではと思います。
ちょっとつぶしてあげた方が、体内でのチュアブルの消化も良いと思います(もちろん、つぶさず、そのまま与えても犬糸状虫の寄生予防や消化管内寄生虫の駆除になんら問題はありません)。
今年も、九州から北上して、犬フィラリア症を予防する時期になって来ました。
犬フィラリア症が蚊によって媒介されるのはご存知ですね。犬フィラリア症の感染子虫が、蚊の体内で発育するには、ある程度、気温が上昇した状況が続くことが必要です。
実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。
そこで考え出されたのが、HDU(Heartworm Development Heat Unit)という概念です。そのHDUを計算すると、各地域でのフィラリア感染開始可能(HDU 130以上)時期を予測することができます。
通常、予防薬は蚊の感染開始1ヵ月後から感染終了1ヵ月後まで投与します。
※ただし、HDUは、あくまでフィラリアの感染期間を知るためのひとつの考え方です。フィラリア感染期間と、その予防期間を限定するものではありません。
北海道でも感染可能なHDUであることが算出されました。■札幌:6月24日、■旭川:6月25日、■函館:7月10日、■北見枝幸:7月24日の計算結果を追加しました。
計算が不定期で、前後していますことをお詫びします。
■ 沖縄では昨年から通年でHDUが130以上で、フィラリアの感染は年中起こる可能性があります。
■ 4月29日、鹿児島でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月2日、宮崎でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月5日、熊本と福岡でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月7日、長崎、高知、大阪でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月10日、佐賀でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月11日、大分でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月12日、兵庫でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月13日、徳島でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月13日、愛媛でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月13日、香川でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月13日、岡山でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月13日、和歌山でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月14日、広島でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月16日、京都でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月17日、愛知でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月17日、静岡でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月17日、岐阜でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月20日、三重でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月20日、山口でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月21日、東京でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月21日、神奈川でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月23日、埼玉でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月26日、島根でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月26日、奈良でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月27日、鳥取でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月25日、千葉でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月29日、福井でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 5月31日、石川でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月1日、滋賀でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月1日、栃木でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月2日、富山でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月8日、長野でHDU130以上となり、フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月8日、新潟でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月10日、茨城でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月11日、山形でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月15日、秋田でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月17日、宮城でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月21日、岩手でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月27日、青森でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月24日、札幌でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 6月25日、旭川でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 7月10日、函館でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
■ 7月24日、北見枝幸でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったと考えられます。
ペットポータル関連記事:
今年も、フィラリア(犬糸状虫、犬心臓糸状虫)感染のシーズンが南から北へやって来ます。
フィラリアは犬だけでなく、感染率は低いですが猫にも感染します。
最近では、フィラリアだけを予防するという薬剤よりも、回虫などの消化管内寄生虫やノミなどの体外寄生虫を駆除することもできる薬剤の方が主流となっているようです。
それぞれの特長や使用上の注意について確認しておきましょう。
本エントリーは、2004年4月29日に投稿しましたが、内容に変更がありましたので、再掲示しました。
但し、フィラリア予防薬は要指示薬(簡単に申しますと、安全で効果的な使用のために獣医師の処方せんが必要な薬剤)であり、年間の投与の前にはフィラリア感染の有無を血液検査で確認する必要があります。
また、実際にどの薬剤を適用するか、どれだけの投与量でいつからいつかまで投薬するかなどについては、獣医師の指示や説明をよくお聞き下さいますようお願いします。
メリアル・ジャパン株式会社
製品名:カルドメックチュアブルP・カルドメックチュアブルFX(輸入)
効能・効果:犬:犬糸状虫の寄生予防、犬回虫及び犬鉤虫の駆除、 猫:犬糸状虫の寄生予防、猫回虫及び猫鉤虫の駆除
カルドメック:犬の製品概要:犬フィラリア症
大日本製薬株式会社
製品名:製品名:アドバンテージハート
アドバンテージハート
効能・効果:犬:犬糸状虫症の予防、ノミの駆除
カルドメックチュアブルP、カルドメックチュアブルFXおよびカルドメック錠(販売)
効能・効果:犬:犬糸状虫の寄生予防、犬回虫及び犬鉤虫の駆除、猫:犬糸状虫の寄生予防、猫回虫及び猫鉤虫の駆除
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部のサイトへようこそ
三共ライフテック株式会社
製品名:ミルベマイシンA
効能・効果:犬 : 犬糸状虫症の予防、犬回虫及び犬鉤虫の駆除、犬鞭虫の駆除
SANKYO Co.,Ltd. -動物薬グループ-
バイエルメディカル->TOP
製品名:アドバンテージ ハート(輸入)、販売は大日本製薬(株)
効能・効果:犬:犬糸状虫症の予防、ノミの駆除
アドバンテージハート
共立製薬株式会社
製品名:注射用モキシデックSR 、モキシデック錠
効能・効果:犬の犬糸状虫の寄生予防
共立製薬株式会社 -製品情報-
ZENOAQ(ゼノアック)[日本全薬工業]
製品名:カルドメックチュアブルP、カルドメックチュアブルFXおよびカルドメック錠(販売)
効能・効果:犬:犬糸状虫の寄生予防、犬回虫及び犬鉤虫の駆除、猫:犬糸状虫の寄生予防、猫回虫及び猫鉤虫の駆除
ZENOAQ[新製品紹介]
明治製菓
第一ファインケミカル
製品名:パナメクチン錠
効能・効果:犬:犬糸状虫の寄生予防
第一ファインケミカル株式会社 - ファインケミカルテクノロジー[動物用医薬品]
第一ファインケミカル(株)の動物薬事業は、平成16年6月から明治製菓へ営業譲渡された模様です。
明治製菓:プレスリリース
農業関連資材・動物薬について
帝国臓器製薬
製品名:ハートメクチン錠
効能・効果:犬:犬糸状虫の寄生予防
日新製薬株式会社
製品名:アザバスカ錠
効能・効果:犬:犬糸状虫の寄生予防
「使用上の注意」については、農林水産省動物医薬品検査所 の 動物用医薬品データベース
で検索されると良いでしょう。
残すは沖縄だけになりました。
これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行うことが大切です。
※その予防期間とは、蚊の感染開始月1ヵ月後から感染終了後1ヶ月まで行うというものです。
実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。それをHDUと呼び、HDUの30日間の累積値が130以下になると、蚊の吸血活動は止まるとされています。
※従って、HDU 130以下になった翌月に投薬すれば、理論上、今年の予防薬の投薬は終了になります。
2004年 各都道府県の犬フィラリア症の理論上感染可能期間
■鹿児島 4月22日~11月21日 12/3更新
■宮崎 5月 2日~11月15日 11/19更新
■大分 5月 9日~11月 3日 11/19更新
■熊本 5月 2日~11月 6日 11/19更新
■長崎 5月 7日~11月11日 11/19更新
■佐賀 5月 8日~11月 4日 11/19更新
■福岡 5月 5日~11月 6日 11/19更新
■高知 5月 4日~11月12日 11/19更新
■徳島 5月 8日~11月 6日 11/10更新
■愛媛 5月 9日~11月 2日 11/10更新
■香川 5月 9日~11月 3日 11/10更新
■山口 5月14日~10月27日 11/10更新
■広島 5月11日~11月 2日 11/10更新
■岡山 5月 8日~11月 2日 11/10更新
■島根 5月18日~10月25日 11/10更新
■鳥取 5月17日~10月25日 11/10更新
■奈良 5月17日~10月26日 11/10更新
■京都 5月10日~10月31日 11/10更新
■滋賀 5月25日~10月27日 11/10更新
■三重 5月13日~11月 5日 11/10更新
■愛知 5月11日~11月 3日 11/10更新
■静岡 5月10日~11月 5日 11/10更新
■岐阜 5月13日~11月 4日 11/10更新
■福井 5月21日~10月26日 11/10更新
■石川 5月24日~10月27日 11/10更新
■富山 5月24日~10月25日 11/10更新
■神奈川 5月10日~10月27日 11/10更新
■東京 5月 9日~10月28日 11/10更新
■埼玉 5月13日~10月24日 11/10更新
■千葉 5月11日~10月28日 11/10更新
■山梨 5月10日~10月26日 11/10更新
■新潟 5月29日~10月24日 10/26更新
■群馬 5月17日~10月22日 10/26更新
■栃木 5月25日~10月21日 10/26更新
■茨城 5月30日~10月20日 10/26更新
■長野 5月31日~10月18日 10/26更新
■福島 5月30日~10月18日 10/26更新
■山形 6月5日~10月17日
■宮城 6月12日~10月16日
■岩手 6月19日~10月5日
■秋田 6月14日~10月15日
■青森 6月19日~10月6日
■北海道(札幌) 6月30日~10月1日
■北海道(旭川) 6月24日~9月10日
■北海道(北見枝幸) 7月23日~9月20日
※但し、今後、気温が再度上昇するようなことになれば、蚊も活動を再開することもありますので、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じますので、上記の感染終了予測日は後ろにずれ込むことになります。また、同じ県内でも、地域により若干の差があります。
今回、お知らせした県では、理論上、感染可能期間の1ヶ月後に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
但し、これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医さんにお問い合わせ下さいますようお願いします。
月1回のフィラリア予防薬が普及するようになって、18年。
飼い主の皆さんは日本では犬糸状虫(フィラリア)成虫寄生率は年々減少していると考えられているかもしれません。しかし、少し古いデータですが、1992年と1999年に発表された日本全国の感染調査の結果を比較すると、感染率(寄生率)は30%を超えており、微増の傾向さえうかがえます。
この結果から、犬3頭の内、1頭はフィラリアにかかっていると考えられます。
ですから、タイトルの質問「フィラリアの感染率は下がっているの?」の答えは、「いいえ」です。
また、4割の犬はフィラリア予防がされておらず、予防状況が不明または予防していても予防が不完全な状態にある犬も3割強います。
この結果から、現在もほぼ横ばいの傾向が続いていると考えると、依然として、犬がフィラリアに感染する危険にある状況は変わっていないと考えられます。
1)日本における犬糸状虫(Dirofilaria immitis)の感染状況 萩尾光美(宮崎大学・家畜外科学教室)、
イタリア-日本 獣医学ジョイントセミナー講演要旨 8-9、2001
2) JSAVA犬糸状虫感染実態調査報告 河村正ら、1993年JSAVA年次大会講演要旨 185-192、1993
心臓に寄生したフィラリアの成虫を駆除する方法としては、手術で成虫を取り出す方法と、薬剤で成虫を殺す方法があります。けれど、どちらの方法も犬に大きな負担がかかることにかわりはありません。
やはり、愛犬の健康を考えれば、予防してあげるに越したことはないと思いますし、予防する以上はきちんと最後まで予防しないと、今まで予防したことがまったく無意味になってしまうことをご理解いただければと思います。
北海道(旭川・札幌・函館)・岩手・青森・秋田・宮城・山形(6月)・長野・福島・茨城・新潟・栃木・滋賀・富山・石川・福井・島根・群馬・奈良・鳥取・埼玉・岐阜・三重・千葉・愛知・広島・山梨・神奈川・静岡・京都・東京・香川・愛媛・大分・兵庫・岡山・徳島・佐賀・和歌山・長崎・大阪・福岡・高知・熊本・宮崎(5月)・鹿児島(4月)・沖縄で、計算上、犬フィラリア症の感染が可能となっています。 詳しくは、下記の"続きを読む"でご覧下さい。
今後は、30日間の累積HDUが130以下になった地点をご連絡してまいります。
今年も、犬フィラリア症を予防する時期になって来ました。
犬フィラリア症が蚊によって媒介されるのはご存知ですね。犬フィラリア症の感染子虫が、蚊の体内で発育するには、ある程度、気温が上昇した状況が続くことが必要です。そこから、HDU(Heartworm Development Heat Unit)という概念が案出されました。
そのHDUを計算すると、各地域でのフィラリア感染開始可能(HDU 130以上)となった時期を予測することができます。
通常、予防薬は蚊の感染開始1ヵ月後から感染終了1ヵ月後まで投与します。
※ただし、HDUは、あくまでフィラリアの感染期間を知るためのひとつの考え方です。同じ県内でも海側と山側では気温が異なりますし、蚊の生育状況も異なるので、フィラリア感染期間とその予防期間を限定するものではありません。
お住まいの地域でのフィラリア予防薬の投薬期間と回数については、かかりつけの動物病院にご相談くださいますようお願いします。
また、個体ごとの予防の前には、感染の有無を血液検査などで検査することが義務づけられています。
なお、過去7年間の各都道府県でのHDU 130以上の期間を以下から調べることができます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.petportal.jp/php/hdu.php
それでは、各地の状況をご紹介します。
■沖縄では昨年から通年でHDUが130以上で、フィラリアの感染は年中起こる可
能性があります。
■4月22日、鹿児島でHDUが130以上となりました。これは、蚊による犬フィラ
リア症の感染が可能となったことを示唆しています
(以下、同じ意味で「感染が可能となった」という表現を使っています)。
■5月2日、宮崎・熊本で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月4日、高知で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月5日、福岡で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月6日、大阪で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月7日、長崎・和歌山で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月8日、佐賀・徳島・岡山・兵庫で犬フィラリア症の感染が可能となりまし
た。
■5月9日、大分・愛媛・香川・東京で犬フィラリア症の感染が可能となりまし
た。
■5月10日、京都・静岡・神奈川・山梨で犬フィラリア症の感染が可能となり
ました。
■5月11日、広島・愛知・千葉で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月13日、三重・岐阜・埼玉で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月17日、鳥取・奈良・群馬で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月18日、島根で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月21日、福井で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月24日、石川・富山で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月25日、滋賀・栃木で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月29日、新潟で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月30日、福島・茨城で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■5月31日、長野で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月5日、山形で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月12日、宮城で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月14日、秋田で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月19日、岩手・青森で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月21日、北海道(札幌)で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月24日、北海道(旭川)で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
■6月30日、北海道(函館)で犬フィラリア症の感染が可能となりました。
HDUの計算式を埋め込んだファイルを作成してみました。
但し、マイクロソフト社のエクセルファイルをhtmlファイル形式に保存したものですので、エクセルがインストールされていないPCでは使えないかもしれません(ご確認下さり、ご連絡をいただければ幸いです)。
入力いただくのは、最高気温と最低気温のセルのみです。
他のセルに入っている式をもし消したり、変更してしまった場合には、再度ダウンロードして下さい。
hdu.html
累積HDUが130を超えると、H列「判定」に「フィラリア感染可能期間です。」と表示されます。
1日の最高気温と最低気温は、気象庁の電子閲覧室からデータを入手します。
検索内容選択から、「地域」「地点」を選びます。「データ」は「1ヶ月の毎日の値」を選択して下さい。
「年」は今年のデータであれば「2004」を、「月」は感染開始可能時期を調べたい場合は「3月」くらいを選択すると良いと思います(3月でも暖かい日があるためです。)
「検索」ボタンを押すと、新しいウインドウが開いて、気圧、気温や湿度などが一覧となった表が表示されます。
なお、元のエクセルファイルもアップロードしておりますので、もっと詳しい方は自分なりにカスタマイズしてみて下さい。
※気象庁の任意の地点の気温データを取り込むようなプログラムが組めたらと思うのですが、小職にはそのような能力がありません。マクロを含んだファイルは、ウイルスと区別がつかず配布できないと思います。何か良いアイデアはないでしょうか。
hdu.xls (Windowsの方は右クリックで、「対象をファイルを保存」を選択して下さい。)
フィラリア症の予防期間の考え方の一つとしてHDUがあることはこれまでもご説明してまいりました。
HDUは、Heartworm Development Hear Unitの略で、蚊の体内でフィラリアの子虫(ミクロフィラリアと呼びます)が感染幼虫に成長するための温度の累積値のことを指します。
ご参考までに、星ヶ丘動物病院様の星ヶ丘動物病院 犬フィラリア症(糸状虫症)についてや、渡辺動物病院様の渡辺動物病院「常識のうそ:フィラリア予防薬の勘違い」では、詳しい説明が掲載されております。
各地域のHDUを計算するには、その地域の1日の最高気温と最低気温が分かれば計算できます。
これまで、各都道府県の県庁所在地のHDUを紹介してきました(■ペットポータル■HDUによるフィラリア症の感染予測 )が、今回は、皆様のお住まいの地域での計算する方法をお伝えいたします。
まず、1日の最高気温と最低気温ですが、気象庁の電子閲覧室から調べることができます。
検索内容選択から、「地域」「地点」を選びます。「データ」は「1ヶ月の毎日の値」を選択して下さい。
「年」は今年のデータであれば「2004」を、「月」は感染開始可能時期を調べたい場合は「3月」くらいを選択すると良いと思います(3月でも暖かい日があるためです。)
「検索」ボタンを押すと、新しいウインドウが開いて、気圧、気温や湿度などが一覧となった表が表示されます。
1日HDUは、その日(今日ならば5月18日)の(最高気温-最低気温)÷2-14で計算されます。
もし計算結果が負の数(マイナス)になったら、その日の1日HDUは0(ゼロ)とします。
それを毎日、毎日計算して合計していき(その累積値をHDUと呼びます)、130以上になれば、その日が蚊の体内でフィラリアの感染幼虫が成長した日(つまり、フィラリア感染開始可能日)と判定します。
もしPCで表計算ソフト(エクセルなど)が使えれば、ご自身で表を作ることも可能です。
1日HDUの計算に、ここではIF関数を使っていますが、目で見て、負の数であれば0、正の数であればそのままその値を使用して、全部合計していきます。
「感染開始可能日」もIF関数で算出できます。 =IF(左のセル>130,"感染開始可能日","")
※ただし、HDUは、あくまでフィラリアの感染期間を知るためのひとつの考え方です。フィラリア感染期間と、その予防期間を限定するものではありません。
お住まいの地域でのフィラリア予防薬の投薬期間と回数については、かかりつけの動物病院にご相談くださいますようお願いします。
追伸:飼い主さんや獣医師さんからのご要望があり、マイクロソフト社のエクセルを利用したHDU計算ファイルを作成しました。■ペットポータル■: HDU計算ファイル(案)をご参照下さい。
今年も、犬フィラリア症を予防する時期になって来ました。
犬フィラリア症が蚊によって媒介されるのはご存知ですね。犬フィラリア症の感染子虫が、蚊の体内で発育するには、ある程度、気温が上昇した状況が続くことが必要です。そこから、HDU(Heartworm Development Heat Unit)という概念が案出されました。そのHDUを計算すると、各地域でのフィラリア感染開始可能(HDU 130以上)時期を予測することができます。
通常、予防薬は蚊の感染開始1ヵ月後から感染終了1ヵ月後まで投与します。
※ただし、HDUは、あくまでフィラリアの感染期間を知るためのひとつの考え方です。フィラリア感染期間と、その予防期間を限定するものではありません。
■ 沖縄では昨年から通年でHDUが130以上で、フィラリアの感染は年中起こる可能性があります。
■ 4月22日、鹿児島でHDU130以上となり、犬フィラリア症の感染が可能となったことが示唆されました。
■ 5月2日、宮崎・熊本で犬フィラリア症の感染が可能となったことが示唆されました。
■ 5月4日、高知で犬フィラリア症の感染が可能となったことが示唆されました。
■ 5月5日、福岡で犬フィラリア症の感染が可能となったことが示唆されました。
お住まいの地域でのフィラリア予防薬の投薬期間と回数については、かかりつけの動物病院にご相談くださいますようお願いします。
なお、過去7年間の各都道府県でのHDU 130以上の期間を以下から調べることができます。
■ペットポータル■HDUによるフィラリア症の感染予測
これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行わないと、今までの苦労がむだになってしまいます。※その予防期間とは、蚊の感染開始月1ヵ月後から感染終了後1ヶ月まで行うというものです。
今春、沖縄から北上を開始した「犬フィラリア症感染可能前線」がどんどん南下して来ました。
福岡が11月9日に、長崎は11月10日に、高知と宮崎が11月11日に、蚊が吸血活動を行わないとされる気温にまで低下しました。
以上の県では、理論上、感染可能期間終了後の1ヶ月(12月上旬~中旬頃)に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。それをHDUと呼び、HDUの30日間の累積値が130以下になると、蚊の吸血活動は止まるとされています。
※従って、HDU 130以下になった翌月に投薬すれば、理論上、今年の予防薬の投薬は終了になります。
残りは、沖縄と鹿児島ですが、沖縄はHDUがまだ300代なので、今年は周年感染になるかもしれません。
※但し、今後、気温が再度上昇するようなことになれば、蚊も活動を再開することもあり、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じますので、上記の感染終了予測日は後ろにずれ込むことになります。11月6日付で、大阪の感染終了予測日は11月3日と報告いたしましたが、その後、気温が上昇しましたので、11月8日に訂正いたします。また、同じ都道府県内でも、地域により若干の差があります。
これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医師の先生にお問い合わせ下さいますようお願いします。
各地の感染可能期間終了日(理論値): 予防は、1ヵ月後まで続けます(↑本文参照のこと)。
■北海道(札幌):9月25日
■青森・岩手:10月2日
■秋田・山形:10月8日
■宮城・長野:10月10日
■福島:10月11日
■茨城:10月13日
■栃木:10月15日
■群馬・新潟・富山:10月16日
■奈良・山梨:10月17日
■埼玉・滋賀:10月18日
■石川・鳥取:10月19日
■島根:10月21日
■愛知・京都:10月24日
■千葉・神奈川・岐阜・三重・岡山・山口:10月25日
■東京・静岡・香川・大分:10月27日
■和歌山・広島・徳島・愛媛:10月28日
■佐賀:10月31日
■熊本:11月7日
■大阪:11月8日
■兵庫:11月8日
■福岡:11月9日
■長崎:11月10日
■高知・宮崎:11月11日
これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行わないと、今までの苦労がむだになってしまいます。※その予防期間とは、蚊の感染開始月1ヵ月後から感染終了後1ヶ月まで行うというものです。
今春、沖縄から北上を開始した「犬フィラリア症感染可能前線」がどんどん南下して来ました。
熊本が11月7日に、兵庫は11月8日に、蚊が吸血活動を行わないとされる気温にまで低下しました。
11月3日に前線が通過した大阪府を合わせて、これら3府県では、理論上、感染可能期間終了後の1ヶ月(12月上旬頃)に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
これで北海道、本州がカバーされました。
実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。それをHDUと呼び、HDUの30日間の累積値が130以下になると、蚊の吸血活動は止まるとされています。
※従って、HDU 130以下になった翌月に投薬すれば、理論上、今年の予防薬の投薬は終了になります。
※但し、今後、気温が再度上昇するようなことになれば、蚊も活動を再開することもあり、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じますので、上記の感染終了予測日は後ろにずれ込むことになります。また、同じ県内でも、地域により若干の差があります。
これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医師の先生にお問い合わせ下さいますようお願いします。
各地の感染可能期間終了日(理論値): 予防は、1ヵ月後まで続けます(↑本文参照のこと)。
■北海道(札幌):9月25日
■青森・岩手:10月2日
■秋田・山形:10月8日
■宮城・長野:10月10日
■福島:10月11日
■茨城:10月13日
■栃木:10月15日
■群馬・新潟・富山:10月16日
■奈良・山梨:10月17日
■埼玉・滋賀:10月18日
■石川・鳥取:10月19日
■島根:10月21日
■愛知・京都:10月24日
■千葉・神奈川・岐阜・三重・岡山・山口:10月25日
■東京・静岡・香川・大分:10月27日
■和歌山・広島・徳島・愛媛:10月28日
■佐賀:10月31日
■大阪:11月3日
■熊本:11月7日
■兵庫:11月8日
これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行わないと、今までの苦労がむだになってしまいます。※その予防期間とは、蚊の感染開始月1ヵ月後から感染終了後1ヶ月まで行うというものです。
今春、沖縄から北上を開始した「犬フィラリア症感染可能前線」がどんどん南下して来ました。
本州は兵庫を除いて、四国では高知を除いて、蚊が吸血活動を行わないとされる気温にまで低下しました。
今回、以下にお知らせする府県では、理論上、感染可能期間終了後の1ヶ月(11月下旬~12月上旬頃)に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。それをHDUと呼び、HDUの30日間の累積値が130以下になると、蚊の吸血活動は止まるとされています。
※従って、HDU 130以下になった翌月に投薬すれば、理論上、今年の予防薬の投薬は終了になります。
前回・前々回の東北・北陸・関東に続き、どんどん南下して、香川・大分が10月27日に、和歌山・広島・徳島・愛媛が10月28日に、佐賀が10月31日に、大阪が11月3日にHDUが130以下になりました。
※但し、今後、気温が再度上昇するようなことになれば、蚊も活動を再開することもあり、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じますので、上記の感染終了予測日は後ろにずれ込むことになります。また、同じ県内でも、地域により若干の差があります。
今回、お知らせした府県では、理論上、感染可能期間終了後の1ヶ月(11月下旬~12月上旬頃)に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
但し、これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医さんにお問い合わせ下さいますようお願いします。
各地の感染可能期間終了日(理論値): 予防は、1ヵ月後まで続けます(↑本文参照のこと)。
■北海道(札幌):9月25日
■青森・岩手:10月2日
■秋田・山形:10月8日
■宮城・長野:10月10日
■福島:10月11日
■茨城:10月13日
■栃木:10月15日
■群馬・新潟・富山:10月16日
■奈良・山梨:10月17日
■埼玉・滋賀:10月18日
■石川・鳥取:10月19日
■島根:10月21日
■愛知・京都:10月24日
■千葉・神奈川・岐阜・三重・岡山・山口:10月25日
■東京・静岡・香川・大分:10月27日
■和歌山・広島・徳島・愛媛:10月28日
■佐賀:10月31日
■大阪:11月3日
これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行うことが大切です。
※その予防期間とは、蚊の感染開始月1ヵ月後から感染終了後1ヶ月まで行うというものです。
実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。それをHDUと呼び、HDUの30日間の累積値が130以下になると、蚊の吸血活動は止まるとされています。
※従って、HDU 130以下になった翌月に投薬すれば、理論上、今年の予防薬の投薬は終了になります。
先週の東北に続き、どんどん南下して、茨城県で10月13日に、栃木県で10月15日、群馬・新潟・富山県で10月16日、山梨・奈良県で10月17日にHDUの30日間累積値が130以下となりました。※但し、今後、気温が再度上昇するようなことになれば、蚊も活動を再開することもありますので、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じますので、上記の感染終了予測日は後ろにずれ込むことになります。また、同じ県内でも、地域により若干の差があります。
今回、お知らせした県では、理論上、感染可能期間終了後の1ヶ月(11月中旬頃)に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
但し、これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医さんにお問い合わせ下さいますようお願いします。
青森県と岩手県が10月2日、秋田県と山形県が10月8日、宮城県と長野県が10月10日、福島県が10月11日にそれぞれ、HDU 30日間の累積値が130以下になりました。(HDUについては、過去の記事を参照)
※ これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行うことが大切です。
これから急に気温が上昇するようなことがあれば、蚊も活動を再開することもありますので、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じます。また、同じ県内でも、地域により若干の差がありますが、今回、お知らせした県では、感染可能期間終了後の1ヶ月(11月初旬~中旬頃)に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
但し、これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医さんにお問い合わせ下さいますようお願いします。
今年2月に沖縄県からはじまり、九州・本州を経て、8月に北海道に到達した犬フィラリア症の感染地域ですが、9月25日には北海道の札幌で感染が理論上、不可能になりました。
これは犬フィラリア症を伝播する蚊の活動を、気温の推移から計算したHDUという理論に基づくものです。
ワンちゃんの飼い主さんは、犬フィラリア症の予防薬を投薬されていますよね。フィラリア症の予防は、感染可能となった月の1ヶ月後から、感染が終了した月の1ヶ月後まで行えば良いので、その地域に応じた期間の予防を行うことが確実で、無駄がありません。
札幌では、10月下旬に今年の最終の投薬を行えば良いこととなります。
ただし、これから急に気温が上昇すると、蚊の活動が復活し、感染終了日がさらに延長することがあります。
これから、本州にも下りていきますので、このサイト「ペットポータル」で情報を定期的にチェックしていただくか、コメントに読者登録して下さると更新情報をご連絡いたします。コメントに「読者登録・通知希望」と書いてください。メールアドレスもお忘れなく。
犬のフィラリア症の予防は、感染可能期間の開始月の翌月から終了月の翌月まで予防しなければなりません。
実際には蚊がいつワンちゃんを刺すか、フィラリアに感染するかを特定することはできませんので、HDUに基づいて蚊の感染可能期間を算出し、そこからその地域での予防期間(投薬回数)が求められることになります。
※ただし、HDU(Heartworm Development Heat Unit)は、あくまでフィラリアの感染期間を知るためのひとつの考え方です。フィラリア感染期間と、その予防期間を限定するものではありません。お住まいの地域でのフィラリア予防薬の投薬期間と回数については、かかりつけの動物病院にご相談くださいますようお願いします。
2003年の都道府県別の感染開始可能日は次の通りでした。
●北海道(函館)が8月3日に感染開始可能日になりました。
●青森が6月23日に感染開始可能日になりました。
●岩手が6月15日に感染開始可能日になりました。
●秋田が6月9日に感染開始可能日になりました。
●山形が6月4日に感染開始可能日になりました。
●茨城が6月3日に感染開始可能日になりました。
●福島が5月30日に感染開始可能日になりました。
●長野・新潟が5月29日に感染開始可能日になりました。
●栃木が5月28日に感染開始可能日になりました。
●滋賀が5月27日に感染開始可能日になりました。
●石川、富山が5月26日に感染開始可能日になりました。
●島根、鳥取が5月25日に感染開始可能日になりました。
●福井県が5月24日に感染開始可能日になりました。
●群馬県が5月22日に感染開始可能日になりました。
●三重が5月21日に感染開始可能日になりました。
●奈良、埼玉が5月19日に感染開始可能日になりました。
●山口が5月18日に感染開始可能日になりました。
●愛知、岐阜、神奈川、千葉が5月17日に感染開始可能日になりました。
●広島が5月16日に感染開始可能日になりました。
●大分、香川が5月15日に感染開始可能日になりました。
●徳島、岡山、京都が5月14日に感染開始可能日になりました。
●東京、愛媛が5月13日に感染開始可能日になりました。
●兵庫、静岡、山梨が5月12日に感染開始可能日になりました。
●佐賀、福岡、和歌山が5月8日に感染開始可能日になりました。
●高知、長崎、大阪が5月7日に感染開始可能日になりました。
●熊本が5月5日に感染開始可能日になりました。
●宮崎が5月2日に感染開始可能日になりました。
●鹿児島が4月27日に感染開始可能日になりました。
●沖縄が2月18日に感染開始可能日になりました。
■フィラリア予防薬は、蚊に刺されるのを防ぐ薬ではありません
現在、予防薬は毎月1回飲ませるチュアブル(フードタイプ)のものが主流です。その他に、錠剤や今年から新発売された滴下剤(スポットオン)などがあります。
ではどんなふうにフィラリア予防薬が効くのでしょうか?
フィラリア予防薬は1ヶ月間ずっと効いているのではありません。蚊に吸血された時に蚊から犬の皮膚から入ってくるフィラリアの幼虫が、脱皮と発育をしながら、犬の筋肉を通過して血液中に達するまでの間に数十日間かかります。
1ヶ月間隔で、フィラリア予防薬を与えると、その投薬前の1ヶ月間に感染した幼虫をまとめて殺すのです。
そのため、幼虫は犬の心臓に到達することなく、そして成虫にまで成熟することもないので、犬はフィラリア症にかかりません。
そのため、フィラリア「予防」薬と呼ばれるのです。
フィラリア予防薬は、犬が蚊に刺されるのを防ぐ薬ではありませんし、1ヶ月間、殺虫効果が効き続ける薬ではありませんので、お間違えなく。
■蚊がいなくなったら、今年の予防はおしまい!って言うのは正しい?
上で説明したように、フィラリア予防薬は、蚊に刺されて感染した幼虫が、犬の体内で発育するのを「防ぐ」薬です。ですから、飼い主が蚊がいなくなったと判断して、その途端に予防薬をやめてしまったら、どうなるでしょう?
もし最後の蚊が犬を刺して、そのときに犬にフィラリアの幼虫が感染していたら、犬の体内で半年間、フィラリアの幼虫はぬくぬくと成長して、心臓や肺動脈で成虫に成熟してしまいます。そうなると、もう予防薬で簡単に殺すことはできません。
そのため、フィラリア予防薬は、蚊の感染の終了後1ヶ月まで投薬することが大切なのです。
逆に、投薬の開始も、蚊が出てきたら、すぐに投薬を始めなくても大丈夫です。蚊が出始めてから、約1ヵ月後の余裕をもって毎月の投薬を開始すれば、フィラリアを予防することができます。
つまり、「感染開始後1ヵ月から感染終了後1ヵ月の期間」を毎月1回定期的に予防することが、必要で、十分なんですね。
■それではフィラリアの薬はいつから飲ませたら良いの?
以上、述べたように、フィラリア予防薬を投与する期間は、その地域でフィラリアの感染時期がいつからいつまでなのか、ということで決まることになります。そして、同じ地域であっても、年により気温が変化するので、感染時期は一定ではありません。
そのような状況の中で、その地域のより正確なフィラリア予防開始の時期と終了の時期を算出する方法として、HDU(Heartworm Development Heat Unit)の概念が考え出されました。
詳しい説明は、ここでは省略しますが、HDUとは、蚊の体内でフィラリア幼虫が発育するために必要な温度の単位と考えてください。
※ただし、HDU(Heartworm Development Heat Unit)は、あくまでフィラリアの感染期間を知るためのひとつの考え方です。フィラリア感染期間と、その予防期間を限定するものではありません。
そのHDUを計算すると、次のように各都道府県でのフィラリア感染開始可能(HDU 130以上)時期を予測することができます。