December 12, 2009

米国FDAが、ペットの健康や安全に関する情報をウィジェットで提供:ペットフード安全情報システム

米国FDA(食品医薬品局)では、ペットの健康やペットフード安全情報を簡単に得られるように、ウェブサイトやブログなどに貼り付けられるウィジェットで提供することにしたとのことです。

Pet Health & Safety Widget
ウィジェットは、簡単にリンクをはれるプログラムの一つで、一旦、貼り付けると、情報は米国FDAが自動で更新します。

日本では「ペットフード安全法」が施行されたことを受けて、一般社団法人ペットフード協会(ペットフード工業会から改組)が、製造業者・販売業者向けに情報を提供していますが、協会の性格上、一般の飼主を対象にした情報提供は行っていないようです。

一般消費者向けの情報提供では、FAMIC(農林水産消費安全技術センター)がウェブサイトを通じて、情報を提供しています。

このようなウィジェットを使うシステムで情報提供するというのは、いかにもアメリカっぽいですね。





Copy this code to add the Pet Health & Safety Widget to your site:
右側のテキストをコピーして、ご自身のブログにペーストして下さい。
ホームページに貼り付ける場合には、ソースにペーストして下さい。

左側のような画像が表示されたら、成功です。

ペットポータルでも、このシステムを使って、また米国の情報を提供したいと思います。

投稿者 Yuki : 11:28 AM | コメント (47)

December 07, 2009

ペットポータル: 獣医療はシステム通りにはいかないです。

旧聞に属しますが、10月6日に農林水産省で開催された「平成21年度獣医事審議会第1回計画部会」という会議を傍聴してきました。

計画部会は、今後10年間の獣医療の供給体制整備を検討するもので、獣医師の過不足や質をどうするかということが議論されます。

そこで問題になったのは、獣医師の進路別の過不足問題です。
獣医師は、全国16の獣医系大学から毎年約1,000名が輩出されます。
capacity.JPG

けれど、その半数弱は、小動物医療に進みます。
そして、それは近年非常に顕著になっています。

career.JPG

その中で、「獣医療過誤」や「飼育者とのトラブル」が増加傾向にあるとのことです。

working.JPG

獣医療は動物の病気を治すというシステムではなく、人と人のつながりがとても重要だとペットポータルは考えます。

獣医師の中にはコミュニケーションが苦手な人もおられます。
そのような方を主人公にした漫画を、九州のI先生から紹介を受けました。
1冊200円でした。
コミュニケーションが得意ではない獣医師が、先輩獣医師や飼い主さんとの関わりの中で、システム的な治療ではなく、コミュニケーションの重要さを知るというものです。
「思いは伝わる ~心をつなぐ獣医のカタチ~」(獣医コミュニケーション研究会・NDK 刊)
omoi.jpg

冊子の裏には、以下の記述がありました。
「獣医コミュニケーション研究会・NDKでは、獣医師のコミュニケーションに関するトレーニングや普及活動を行っています。興味のある方は、ishii(a)vet.ne.jpまでお問い合わせ下さい。」( (a)は@です)

ご参考まで。

投稿者 Yuki : 07:57 PM

December 05, 2009

動物病院での治療費未払い本格化・・・不況の問題だけではないですね

asahi.com(朝日新聞社):ペット、獣医に預け行方くらます…治療費未払い深刻化 - 社会

不況やボーナスカットというキーワードで色々なニュースが報道されています。
不況で生まれた「ダブルワーク」 「体がもたねえ」悲惨な現状 : J-CASTニュース
「大幅ボーナスカット」の報道から見える 経済の動き | キャリワカ:ビジネスベーシック | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
県議会:県職員ボーナスカット条例可決臨時会 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)
asahi.com(朝日新聞社):日航、冬のボーナス全額カット方針 労組に提案 - ビジネス・経済

けれど、こと、動物病院での治療費未払いが増加している問題では、単に不況というようではないようです。

未収金の問題に詳しい青木ペットクリニック(福岡県大野城市)の青木芳秀獣医師によると、原因は(1)初めから支払う意思がない(2)経済的に支払う能力がない(3)治療や治療結果に不満、に大別できるが、最近は(1)のケースが目立っているという。

 青木獣医師は「未収金が全体の売り上げの5%を超えると、病院の存続が危ぶまれる事態になる」と話す。未収金被害の総額については「個人的見解」と断りながら、全国で治療費全体の2~3%にあたる年間15億円ほどに及ぶのではないかとみている。
asahi.com(朝日新聞社):ペット、獣医に預け行方くらます…治療費未払い深刻化 - 社会

「会計にカルテを回している間に立ち去ったらしい」「電話番号も住所も虚偽」・・・

記事にある、東京都板橋区のA動物病院(仮称:記事では実名で記載)では、「同病院の年間の未収金は約220万円」とのこと。

みたところ、動物病院が繁盛しているから自分ぐらいは払わなくてもよいのでは、という考えなのでしょうか。
でも、このような代金未収や未払いがあると、気分が非常に落ち込みます。
モチベーションがとても下がります。

この人も払ってくれないんじゃないだろうか、この治療をしても、また未収になるんじゃないだろうか・・・

そんなことを考えると、積極的な治療を行うのを躊躇してしまいます。

だから、そんなことは考えず、自分ができる最善の治療を尽くそう、元気になったワンちゃん・ネコちゃんの姿をみてもらおう、そう思って、自分を奮い立たせるんです。

けれど、最終的に、その飼い主さんから支払われないという状況になると・・・

もう獣医師を辞めようかな、と考えることもありますよ、と開業されている獣医師から伺いました。

飼い主さんの気持ちも分かるんです。ご自身のワンちゃん、ネコちゃんにできるだけ治療を受けさせてあげたい、途中で「もういいです」とは言えない、「今、いくらになっていますか?」と聞けない・・・

でも、ちゃんと獣医師に尋ねた方が良いですよ。もっといえば、尋ねなければダメです。
「費用の納得感」というのが、飼い主と獣医師の両方で重要だと常々思っています。
システムとして料金が決まっているわけではないので、病院によって金額は異なります。
また、飼い主さんの心づもりもあるでしょう。
それをちゃんと獣医師に伝えることが大事ですよ。

記事では、最初から払う気持ちがないケースが増えているということでしたが、ペットポータルとしては、やはり人間を信じたい、そう思います。

また、「ペットには人間のような健康保険制度がない」という記述もありますが、ペットには保険がありますよね。まだまだ認知度が低い、ということが問題なのかもしれません。
アニコム - anicom
ペット保険、動物保険のことなら「アイペット」
ペット保険や犬・猫の保険ならいぬのきもち保険・ねこのきもち保険
ペット保険はペッツベスト
ペット保険 「PS保険」ペットメディカルサポート株式会社

投稿者 Yuki : 11:59 PM | コメント (0)