December 03, 2004

2004年も犬フィラリア症予防前線、南下中

残すは沖縄だけになりました。

これまでフィラリア症の予防をされてきた飼い主の皆さん、予防は最後まで行うことが大切です。
※その予防期間とは、蚊の感染開始月1ヵ月後から感染終了後1ヶ月まで行うというものです。

実際には、ワンちゃんがいつ蚊に刺されたかは分かりませんので、簡単に言うと蚊の活動を気温との関係で計算します。それをHDUと呼び、HDUの30日間の累積値が130以下になると、蚊の吸血活動は止まるとされています。
※従って、HDU 130以下になった翌月に投薬すれば、理論上、今年の予防薬の投薬は終了になります。

 2004年 各都道府県の犬フィラリア症の理論上感染可能期間

■鹿児島         4月22日~11月21日 12/3更新
■宮崎           5月 2日~11月15日 11/19更新
■大分           5月 9日~11月 3日 11/19更新
■熊本           5月 2日~11月 6日 11/19更新
■長崎           5月 7日~11月11日 11/19更新
■佐賀           5月 8日~11月 4日 11/19更新
■福岡           5月 5日~11月 6日 11/19更新

■高知           5月 4日~11月12日 11/19更新
■徳島           5月 8日~11月 6日 11/10更新
■愛媛           5月 9日~11月 2日 11/10更新
■香川           5月 9日~11月 3日 11/10更新

■山口           5月14日~10月27日 11/10更新
■広島           5月11日~11月 2日 11/10更新
■岡山           5月 8日~11月 2日 11/10更新
■島根           5月18日~10月25日 11/10更新
■鳥取           5月17日~10月25日 11/10更新
■奈良           5月17日~10月26日 11/10更新
■京都           5月10日~10月31日 11/10更新
■滋賀           5月25日~10月27日 11/10更新
■三重           5月13日~11月 5日 11/10更新
■愛知           5月11日~11月 3日 11/10更新
■静岡           5月10日~11月 5日 11/10更新
■岐阜           5月13日~11月 4日 11/10更新
■福井           5月21日~10月26日 11/10更新
■石川           5月24日~10月27日 11/10更新
■富山           5月24日~10月25日 11/10更新
■神奈川          5月10日~10月27日 11/10更新
■東京           5月 9日~10月28日 11/10更新
■埼玉           5月13日~10月24日 11/10更新 
■千葉           5月11日~10月28日 11/10更新
■山梨           5月10日~10月26日 11/10更新
■新潟           5月29日~10月24日 10/26更新
■群馬           5月17日~10月22日 10/26更新
■栃木           5月25日~10月21日 10/26更新
■茨城           5月30日~10月20日 10/26更新
■長野           5月31日~10月18日 10/26更新
■福島           5月30日~10月18日 10/26更新
■山形           6月5日~10月17日
■宮城           6月12日~10月16日
■岩手           6月19日~10月5日
■秋田           6月14日~10月15日
■青森           6月19日~10月6日

■北海道(札幌)    6月30日~10月1日
■北海道(旭川)    6月24日~9月10日
■北海道(北見枝幸) 7月23日~9月20日 

※但し、今後、気温が再度上昇するようなことになれば、蚊も活動を再開することもありますので、犬が蚊に刺されるとフィラリア症に罹る危険性が生じますので、上記の感染終了予測日は後ろにずれ込むことになります。また、同じ県内でも、地域により若干の差があります。

今回、お知らせした県では、理論上、感染可能期間の1ヶ月後に、今年の最終の予防薬投与を行うことになります。
但し、これは各地域での予防薬投与期間を強制するものではありません。
※各地域での犬フィラリア症の予防薬投与期間は、かかりつけの獣医さんにお問い合わせ下さいますようお願いします。

投稿者 Yuki : 10:45 PM | コメント (0)

December 01, 2004

狂犬病発症の15歳少女、薬物治療だけで奇跡的回復

いつも良質な情報提供をされているJapan Dog Journalさんから、ペットポータルに狂犬病の治療に関しての新知見を教えてくださいました。

Japan Dog Journal: 狂犬病発症の15歳少女、薬物治療だけで奇跡的回復

もし、狂犬病に感染した動物(犬だけに限りません。猫にもキツネやタヌキにも牛にもコウモリにも、多くの動物が感染します)にかまれた場合、1~2ヶ月の潜伏期間を経て、前駆期、急性期、昏睡期を経て、発症すると死亡率はほぼ100%です。
また、急性期の神経症状がみられずに麻痺が全身にひろがる麻痺型というのもあり、特にコウモリに咬まれて発病したケースに多いとされています。今回のケースはこれですね。

通常は、咬まれた後に発症を防ぐために(1)暴露(ばくろ)後ワクチン接種を行う、(2)人抗狂犬病免疫グロブリンを行う、という方法が取られますが、今回は、発症を防ぐためのワクチン接種などをしなかったため、神経症状がでて、入院したとのことです。

 

医師団は少女の神経症状を抑え、強い薬剤の影響から弱った神経系を守る目的で、麻酔薬と抗ウイルス剤の計4種による「カクテル療法」を決断。少女は奇跡的に回復したとのことです。

米国感染症予防センター(CDC)では、ウイルスの除去を確認し、ワクチンを使わない世界初の生存例であることを確認したとのことです。

すべての狂犬病患者に適用できるものではないと存じますが、致死率100%という恐怖から考えれば、非常な朗報だと存じます。

ペットポータル内での関連情報:
■ペットポータル■: 1.狂犬病が日本で発生したら: はじめに
■ペットポータル■: 2.狂犬病とは
■ペットポータル■: 3.狂犬病予防のかかえる課題
■ペットポータル■: 4.狂犬病、日本再発のシナリオ
■ペットポータル■: 狂犬病が日本で発生したら・・・ アーカイブ

狂犬病関連情報:
日本獣医師会 狂犬病関連情報
IDWR 感染症の話
海外旅行をされる皆様へ
米国感染症予防センター 狂犬病(英語)


投稿者 Yuki : 07:22 AM | コメント (0)