November 28, 2004

介助犬シンシアと木村さんご夫婦

■ペットポータル■: 第25回動物臨床医学会が開催されますに参加してまいりました。

その中で、日本小動物臨床栄養学フォーラムJFSACNから、動物と人のより良い生活の向上に関して、めざましい貢献のあった個人、団体を表彰する目的でAnimal Welfare Award(アニマル・ウェルフェア・アワード)の受賞式がありました。

第1回の受章者は、介助犬シンシアとその飼い主さんでコンピュータープログラマーでもある木村さんです。
受賞式の後、講演が行われました。
講演される木村氏とリラックスしているシンシア講演される木村氏とリラックスしているシンシア
(写真をクリックすると鮮明に表示されますが、画像には、「転載不可」の電子透かしを埋め込んでいます)

木村さんは全国各地で、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)や「身体障害者補助犬法」について、一般の方々に認知と理解を深めてもらうために講演を依頼をされることがあるそうですが、まだまだ認知度が低くてがく然とされることもあるとのことです。

奥様もご一緒においで下さり、快く写真撮影にも応えて下さいました。

介助犬シンシアと木村さんご夫婦介助犬シンシアと木村さんご夫婦
(写真をクリックすると鮮明に表示されますが、画像には、「転載不可」の電子透かしを埋め込んでいます)

関連情報:
いろんな場所で会おうね。ほじょ犬

身体障害者補助犬法―ほじょ犬

Mainichi INTERACTIVE 介助犬シンシア

投稿者 Yuki : 10:10 AM | コメント (0)

November 24, 2004

ヒューマンアニマルボンドの初エントリー

ヒューマン・アニマル・ボンドは、人と動物の絆(きずな)とも和訳されますが、動物と関わる仕事をしていると結構一般的な用語だと感じています。
ペットポータルで、新しいブログ(ウエブログ)が生まれました。
hab-netです。

由来は、主宰するtakashiさんにお伺いしなければなりませんが、ペットポータルが考えるに、Human Animal Bondの頭文字(HAB)のネットワークという意味でしょうか。

そのHAB-NETで初エントリーがなされました。
hab-net: ヒューマン・アニマル・ボンド

これからの連載を楽しみにしております。

投稿者 Yuki : 02:03 AM | コメント (0)

November 20, 2004

学術文献が検索できるGoogle Scholar発表

米国検索エンジン最大手のGoogleが、学術文献が検索できるGoogle Scholar(グーグル・スカラー)を発表しました。
まだβ版ですが、これを使うと、研究論文、研究概要、学位論文など様々な学術文献を検索することが可能です。

使い方は、リンクページを開いて、キーワードをアルファベットで入力し、「Search」ボタンを押します。

但し、まだ残念ながら日本語には対応していません。
また、検索結果は、PubMedに渡されて、サマリー(要約)を読むことができます。

日本語で文献を検索したいならば、独立行政法人 科学技術振興機構(JST)が実施しているJ-STAGE [科学技術情報発信・流通総合システム] 電子ジャーナルが良いと思います。

PubMedも、J-Stageも■ペットポータル■の右側リンクに貼ってあります。
また、メルクマニュアル医学情報(家庭版)およびメルクマニュアル第17版もリンクしています。
もしよろしければ、ご活用下さい。

投稿者 Yuki : 12:00 AM | コメント (0)

November 17, 2004

やっぱり、スリムが健康的。

日本ヒルズコルゲート株式会社では、ペットの肥満に関するさまざまな情報を提供されています。

日本ヒルズ社の調査によれば、動物病院に来院する犬の30%、猫の20%が肥満または太りすぎであるとされています。 ここでいう肥満とは、体重が適正体重の15%以上になっていることをいいます。

例えば、4kgのミニチュアダックスフントが(これでも太り気味ですが)、15%増えるということは600gの体重増です。600gといえば、たいしたことがないように思えますが、これは、人間の大人でいえば、60kgの人が9kg(!)増えるのと同じことといえます。自分の感想でいえば、9kgも増えたら、自分の体が重くて、さらに運動不足になってしまいますよね。

事実、ペットの肥満は体に大きな負担をかけますし、将来的にペットが、糖尿病や骨格系疾患(関節の痛みなど)、心臓血管系の疾患(心不全など)などの病気にかかる可能性も高めます。

では、飼い主さんご自身で、ワンちゃんネコちゃんの肥満度をチェックしてみましょう。
ろっ骨は触れますか? お腹はたれさがっていませんか? 腰のくびれは適度にありますか?
チェックの仕方は、ここにあります。↓
あなたのペットの状態をチェック!
ボディ・コンディション・スコア(BCS)が3であれば理想体型で、4は体重過剰、5は肥満と判定します。
ワンちゃん、ネコちゃんの品種毎の体重の目安も記載されていますので、ご参考にして下さい。

「うちのワンちゃん、ネコちゃんをやせさせなきゃ」と感じたら、「理想的な減量を成功させるための5つのポイント」があるとのことです。
肥満は体に負担をかけます。

1. 決められた食事量を守りましょう。
2. おやつはむやみに与えないでください。
3. 適度な運動を行ってください。
4. 体重を定期的に記録しましょう。
5. 獣医師の先生と相談しながら実行しましょう。

ペットフードのカロリー計算については、「獣医師広報板」に、プログラムが掲載されています。

イヌのカロリー計算Ver2.1 獣医師広報板
ネコのカロリー計算Ver2.1 獣医師広報板

また、日本ヒルズコルゲート(株)では、「スリムで健康チャレンジ」というキャンペーンも行っています。
これは、飼い主さんと獣医さんが一緒に、ワンちゃん・ネコちゃんの減量の成功のためにがんばろうというものです。これまで3,000件を参加があり、多くのペットが減量に成功し、健康状態の回復に成功しているとのことです。

キャンペーンの参加開始は、2004年9月1日から2005年1月14日です。
さぁ、動物病院で体重記録手帳をもらって、ペットの健康維持のために、一緒にがんばってみませんか!?
「スリムで健康チャレンジ」って?

キャンペーンの内容について詳しくは、お近くの動物病院でご確認下さい。

投稿者 Yuki : 02:18 AM | コメント (0)

November 14, 2004

第25回動物臨床医学会が開催されます

(財)鳥取県動物臨床医学研究所が主催する第25回動物臨床医学会が、来る11月19日(金)から11月21日(日)に場所をグランキューブ大阪(大阪国際会議場)にかえて開催されます。

ご注意:場所が昨年までのATC(アジア太平洋トレードセンター)ホールから、大阪市中之島のリーガロイヤルホテル横のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)に変更になっております。
グランキューブ大阪へのアクセス地図

約3,000名もの開業獣医師、VT(ベテリナリ・テクニシャン、動物看護師またはAHT)、獣医系大学教官、学生、ペット関連団体、関連企業、市民が参加する日本有数の獣医系の学会で、今年は第25回を迎える記念大会となります。
これまでは土曜・日曜の2日間でしたが、今年は金曜午後20時からののイブニングセミナーを含めて3日間の開催となります。

25th_open.GIF

今回は、事前登録が不要で、どなたでも聴講できる市民公開講演にも力が入れられており、ノーベル賞作家の大江健三郎氏による『小説のなかの子供と動物』と題する講演が予定されています。
また、「鳥インフルエンザに対しての市民の自己防衛策」についてや、近年、関心の高い「身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)」について、それぞれ複数の講演者が様々な角度から講演がなされる予定です。
大阪府からも後援を受けています。
報道発表資料

また、獣医師やVTの方々向けにも専門的な発表・セミナーが数多く予定されております。
以下に、学会でのセミナーの内容を一部ご紹介します。敬称を略することをご容赦下さい。

第25回動物臨床医学会記念年次大会パンフレット

■イブニングセミナー■11月19日(金)20:00~22:00

1)犬と猫の避妊手術を安全に行う麻酔と手術手技(生殖器系) 澤 邦彦(澤動物病院)
2)とても判り易い神経学的検査法の手順(神経系) 徳力幹彦(日本大学)
3)五感を用いて循環器系疾患の診断がどこまで可能か(循環器系) 千村収一(千村どうぶつ病院)
4)膝蓋骨脱臼の診断法と治療法の新しい展開(運動器系) 岸上義弘(岸上獣医科医院)
5)各種皮膚病に対するシャンプーの使い方(皮膚科系) 製薬会社5社
6)見易い血液塗沫標本のつくり方と読み方(血液・免疫系) 下田哲也(山陽動物医療センター)

■分科会セミナー■11月20日(土)10:00~11:30

〔S1〕運動器系「小動物の骨折治療におけるイリザロフ創外固定器の応用」 左近充 巌(北里大学)
〔S2〕皮膚科系「皮膚生検の適応症と適応症とそのやり方および判定」 関口麻衣子(東京農工大学)
〔S3〕産業動物「乾乳器管理を再検討する」
〔S4〕日本小動物歯科研究会[共催]「小動物の口腔内検査」 横山滋(IVYヨコヤマペットクリニック)
                        「予防歯科処理」 藤田桂一(フジタ動物病院)
〔S5〕循環器系「あわてないための心肺脳蘇生法」 松本英樹(まつもと動物病院)
〔S6〕消化器系「胃腸疾患に対する内視鏡の応用」 末松弘彰(末松動物病院)
〔S7〕神経系「上位中枢の障害による疾患・その診断」 和田直己(山口大学)
〔S8〕感覚器系:「腔内疾患の診断と治療」 中市統三(山口大学)
〔S9〕日本獣医臨床眼科研究会(JAVCO)[共催]「角膜疾患について」 三村治(兵庫医科大学)
〔S10〕獣医腎泌尿器研究会[共催]「泌尿器の画像診断:造影、超音波、膀胱鏡のどれを選ぶか」 宮林孝仁(獣医教育・先端技術研究所)
〔S11〕生殖器系「精巣腫瘍の診断と治療-摘出手術とその注意点・特にセルトリー細胞腫ー」信田卓夫(麻布大学)
〔S12〕呼吸器系「確実な胸腔内ドレナージ法とその管理」 柴崎 哲(大阪府立大学)
〔S13〕野生動物[共催:WRV(野生動物救護獣医師協会)]「野鳥の治療の実際」中津 賞(中津動物病院)

■パネルディスカッション■11月20日(土)13:30~15:45
Pn-I 運動器系【知っていると得をする,新しい骨形成】 司会:多川政弘(日本獣医畜産大学)、遠藤薫(遠藤犬猫病院)
     a) 効果的な骨形成、その最新基礎知識     西村亮平(東京大学)
     b) セラミックスの骨形成               小林孝之(アニマルクリニックこばやし)
     c) 再生医療からみた骨再生            岸上義弘(岸上獣医科医院)

Pn-II 皮膚系【皮膚にみられる腫瘍の種類と診断】 司会:岩崎利郎(東京農工大学)、伊藤博(北里大学)
     a) 皮膚にみられる良性と悪性腫瘍        代田欣二(麻布大学)
     b) 皮膚腫瘍に対する各種検査法         是枝哲彰(藤井寺動物病院)
     c) 皮膚悪性腫瘍に対する内科的・外科的治療 小林哲也(小林犬猫病院)

Pn-III 産業動物【新しい技術はどこまで使えるか?】 司会:左向敏紀(日本獣医畜産大学)、犬丸憲之(筑豊総合家畜診療所)
     a) 白血球表面抗原検査の意義と応用       大塚浩道(北里大学)
     b) 乳汁中脂肪酸組成の臨床的意義 水谷尚(日本獣医畜産大学)、和田賢二(NOSAI山形)
     c) 簡易血液ガス測定器の臨床応用         鈴木一由(日本大学)

Pn-IV 血液・免疫系[共催:第23回小動物臨床血液研究会]【顕微鏡ディスカッション】
     アドバイザー:下田哲也(山陽動物医療センター)、辻本元(東京大学)、石田卓夫(赤坂動物病院)、久末正晴(麻布大学)

Pn-V 循環器系【僧帽弁閉鎖不全症に対する治療薬とその作用効果】 司会:上地正実(北里大学)、松本英樹(まつもと動物病院)
     a) ジギタリス(強心配糖体)とそれを用いた治療     倉田由起子(東京農工大学)
     b) 血管拡張薬とそれを用いた治療              高島一昭((財)鳥取県動物臨床医学研究所)
     c) β遮断薬とそれを用いた治療               星克一郎(見附動物病院)
     d) 利尿薬その他とそれを用いた治療            柴崎哲(大阪府立大学)

Pn-VI 消化器系【肝臓の画像診断テクニック】 司会:田中綾(東京農工大学)、宇野雄博(宇野動物病院)
     a) 肝胆道系の超音波検査                   宮林孝仁(獣医教育・先端技術研究所)
     b) 肝胆道系のCTとMRI検査                  藤田道郎(日本獣医畜産大学)
     c) 肝臓の血管造影検査                    小出和欣(小出動物病院)

すみません。ここに記載したのはほんの一部です。多過ぎて、書けません。

パネルディスカッション(続き)Pn-VII~XIVおよび小動物臨床栄養学研究会

クリニカルシンポジウム、モーニングセミナー、ビデオシンポジウム、動物のいたみ研究会、卒後教育セミナー

卒後教育セミナー(続き)および特別セミナー

特別セミナー(続き)およびランチョンセミナー

動物病院スタッフセミナー、産業動物医学フォーラム

症例検討

11月20日(土)13:30~15:45の特別セミナーでは、添田晋吾獣医師と女優の川原亜矢子さんによる「ニューヨークにみる未来の日本のペット社会」と題してのセミナーがあります。(株)スローグループが協賛なので、ペット保険に関する話題かもしれません。

いずれにせよ盛り沢山の3日間です。

投稿者 Yuki : 04:50 AM | コメント (0)

November 13, 2004

小動物内科専門誌「SAメディスン」特集「輸血」より

獣医学書籍や雑誌を出版されている株式会社インターズーが隔月で発行している小動物内科専門誌「SA Medicine」(エスエー メディスン)の33号(2004年10月刊)で、犬猫の「輸血」が特集されています。

動物病院で輸血を行う際の注意点や、ドナー(血液を提供する側の動物)を管理する際の注意点とドナー動物の福祉、千葉市獣医師会ではじめられた血液バンク登録制度、日米の輸血医療における現状についての座談会の内容が記載されています。

[輸血]
輸血の特集を企画するに当たって
 辻本 元 先生 (東京大学大学院農学生命科学研究科獣医内科学教室)
輸血を必要とする場合 ―内科疾患―
 久末 正晴 先生 (麻布大学獣医学部内科学第二研究室)
輸血を必要とする場合 ―外科疾患と手術―
 中山 正成 先生、田中 宏 先生、北村 雅彦 先生 (中山獣医科病院)
臨床における輸血の実際 ―血液型、血液型判定と交差適合試験、輸血反応―
 高島 一昭 先生((財)鳥取県動物臨床医学研究所)
臨床における輸血の実際 ―血液の保存、輸血量、輸血速度、器具と手技―
 中村 遊香 先生 (元:日本大学生物資源科学部獣医内科学研究室、現:共立製薬(株)学術部)
ドナーの管理
 土屋 亮 先生 (麻布大学獣医学部内科学第二研究室)
千葉市獣医師会による血液バンク登録制度について
 杉山 芳樹 先生 (ファミリー動物病院)
特別座談会「輸血医療について考える」 ~日米の輸血医療における現状と今後の展望~
 中山 正成 先生 (中山獣医科病院):司会
 Urs Giger 先生 (ペンシルバニア大学獣医学部医療遺伝学)
 辻本 元 先生 (東京大学大学院農学生命科学研究科獣医内科学教室)

■ペットポータル■: 献血公募による輸血システムの構築で紹介しましたように、5病院のネットワークで血液バンクを運営されているACプラザ 苅谷動物病院をはじめ、最近、訪問する動物病院で、飼い主さん向けに「当院の献血バンクにご協力下さい」という貼り紙やチラシを目にすることが多くなってきました。

動物病院で飼育している動物の多くは院内ドナーとして活躍しているわけですが、それでも不足する場合には、飼い主さんのボランティアによる院外ドナーを募集する必要性もあると思われます。

また、千葉市獣医師会のように福岡県獣医師会でも輸血医療ネットワークづくりに取り組んでおられるという話もあり、今後は全国いろいろなところで、動物の献血バンク・血液バンクが設立されることも予想されます。

その際、この特集に記載されている要点は非常に参考になるのではないでしょうか。

特に、医原性の感染はあってはならないことなので、感染症予防とフィラリアやウイルスのチェック、健康診断は必ず必要です。供血して下さる側、輸血を受ける側の飼い主さんへのインフォームド・コンセントやアドバイスも非常に重要なことと思います。

獣医学書籍・ビデオ・雑誌 [インターズー オンライン]では、この号のみ1冊でも購入できるとのことです(1冊定価 3,600円(税込み))。

投稿者 Yuki : 05:53 AM | コメント (0)

November 07, 2004

病院で使うやさしい外国語会話集

最近では動物病院に外国人の方がペットを連れてこられて、コミュニケーションで困られることもあるのではないでしょうか?

三菱ウェルファーマ(株)の医療関係者向けサイトで、便利な会話集が紹介されています。

三菱ウェルファーマ 医療関係者向け情報 / 外国語会話集

英語、韓国語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、ロシア語の7ヶ国語で、それぞれ受付、外来、会計、薬局など様々な場面で、医療従事者側から患者向けに説明したり、尋ねたりすることを想定して、つくられています。

特に、チェックリストは、印刷して、患者さんに記入してもらうことで、問診にも使えると思います。

何語を使われているか分からない場合は、「薬局編」の「どの言語が読めますか?」を印刷して、患者さんに提示して、何語かを選んでもらってから、その言語の会話集で、服薬指導や会計を進めることができると思います。

カタカナで発音が書かれているので、文法も発音も分からなくても大丈夫ですよ。

投稿者 Yuki : 11:59 PM | コメント (3)

November 05, 2004

美しい鳥たちの写真

ペットポータルがサイト構築および更新を協力させていただいている奈良県獣医師会のホームページに、開業部会会員の辰井久時先生(いかるが動物病院)の「鳥の写真」が掲載されています。

■奈良県獣医師会■会員のページ■辰井久時先生の鳥の写真

合計14枚、非常に美しいです。
PCのデスクトップの背景画面に設定すると、とても心が癒されますよ。
ちなみに私は、現在、カワセミを背景画面にしています。
kawasemi_thumb_1.jpeg
↑これはクリックしても大きく表示されませんが、上記の「辰井久時先生の鳥の写真」または「続きを読む" 美しい鳥たちの写真"」のリンクから大きな写真をご覧いただけます。

また、写真の感想をペットポータルまでお寄せ下さい。辰井先生にお届け致します。

カワセミの写真

紅葉の季節ですので、エナガも良いですね。

enaga_thumb_1.jpeg


著作権法上、認められる私的利用は可能です。
但し、掲載されている写真の著作権は辰井久時先生にあり、著作権法で保護されています。

投稿者 Yuki : 04:03 AM | コメント (0)

11月6日から犬猫等の検疫制度が変わります。

■ペットポータル■: 狂犬病で11月から検疫強化 農水省、省令改正へでもご紹介したように、平成16年11月6日、犬、猫、きつね、あらいぐま、スカンクの新しい検疫制度がスタートします。

狂犬病予防接種は、法律で決められており、生後9ヶ月以上の犬を飼っておられる飼い主の義務ですが、現在、日本での狂犬病予防注射の接種率が50%を切っていると予想される状況です。
もし、狂犬病感染犬が1頭でも入ってきたら、発症後の致死率は人でも動物でもほぼ100%という狂犬病に対して、日本では、鳥インフルエンザやBSE(いわゆる狂牛病)の例を引くまでもなく、過剰に反応してパニックが起こる可能性が大いにあります。

農林水産省動物検疫所広報ポスター

農林水産省としても、ペットブームに水をさすつもりはなく、あくまでも人と動物の健康管理が目的だとしております。

より詳しい情報は以下の動物検疫所から得ることが可能です。

動物検疫所ホームページ

今回の改正により、規制が緩和されている部分もあります。

指定地域(狂犬病の発生のない国・地域)から犬・猫を連れてくるときは、マイクロチップによる個体識別などの必要事項が記載された輸出国政府機関発行の証明書があれば、12時間以内の係留期間となります。

指定地域以外から連れてくるときは、輸出国政府機関発行の証明書で輸出国でマイクロチップによる個体識別、狂犬病予防注射と狂犬病の抗体価の確認、輸出国での180日間の待機を行ったことが確認できる場合は、12時間以内の係留期間となります。 それ以外の場合は180日間の係留期間となります。

また、指定地域以外から日本に連れてくる犬又は猫においては日本の農林水産大臣が指定する検査施設で狂犬病ウイルスに対する抗体価を確認すること等により係留期間が12時間以内となります。検査施設は現在、指定手続き中で2004年11月11日に公表される予定となっています。

2005年6月6日までは、移行期間として一部、経過措置が設けられています。

このような人と動物の健康に関わる事項についてに限りませんが、法律でカバーされていることの多くは、あくまでも最低限度であると理解した上で、遵法精神が強く求められると存じます。

投稿者 Yuki : 02:55 AM | コメント (0)

November 04, 2004

新潟県獣医師会からの義援金募集

新潟県獣医師会では、平成16年11月1日から平成17年1月31日に限って、「新潟県中越地震被災動物救護活動義援金」を募集されることとなりました。

新潟県獣医師会:新潟県中越地震に伴う動物救護対策義援金の募集について

趣旨は、新潟県および新潟県動物愛護協会と連携して被災動物に対する救護活動を実施する、特に被災地への診療獣医の派遣、救急的な応急手当を行った動物の診療費免除等の救援活動を中心に行う、というものです。

また、今回の地震により開催が危ぶまれていましたが、来年(平成17年2月10日~2月12日)には、新潟コンベンションセンター(朱鷺メッセ)において、

日本獣医師会三学会(日本小動物獣医学会・日本産業動物獣医学会・日本獣医公衆衛生学会)が予定通り開催されることが確認されたとのことです。

H16年次大会(新潟)

獣医師の先生方のご協力とご参加を宜しくお願い致します。

投稿者 Yuki : 03:19 AM | コメント (0)

November 03, 2004

フィラリアの感染率は下がっているの?

月1回のフィラリア予防薬が普及するようになって、18年。
飼い主の皆さんは日本では犬糸状虫(フィラリア)成虫寄生率は年々減少していると考えられているかもしれません。しかし、少し古いデータですが、1992年と1999年に発表された日本全国の感染調査の結果を比較すると、感染率(寄生率)は30%を超えており、微増の傾向さえうかがえます。
この結果から、犬3頭の内、1頭はフィラリアにかかっていると考えられます。
ですから、タイトルの質問「フィラリアの感染率は下がっているの?」の答えは、「いいえ」です。

フィラリア感染率

また、4割の犬はフィラリア予防がされておらず、予防状況が不明または予防していても予防が不完全な状態にある犬も3割強います。
この結果から、現在もほぼ横ばいの傾向が続いていると考えると、依然として、犬がフィラリアに感染する危険にある状況は変わっていないと考えられます。

フィラリア予防率

1)日本における犬糸状虫(Dirofilaria immitis)の感染状況 萩尾光美(宮崎大学・家畜外科学教室)、
イタリア-日本 獣医学ジョイントセミナー講演要旨 8-9、2001
2) JSAVA犬糸状虫感染実態調査報告 河村正ら、1993年JSAVA年次大会講演要旨 185-192、1993

心臓に寄生したフィラリアの成虫

心臓に寄生したフィラリアの成虫を駆除する方法としては、手術で成虫を取り出す方法と、薬剤で成虫を殺す方法があります。けれど、どちらの方法も犬に大きな負担がかかることにかわりはありません。

やはり、愛犬の健康を考えれば、予防してあげるに越したことはないと思いますし、予防する以上はきちんと最後まで予防しないと、今まで予防したことがまったく無意味になってしまうことをご理解いただければと思います。

投稿者 Yuki : 01:42 AM | コメント (0)

November 02, 2004

福岡県 柳川を下って来ました。

熊本と佐賀の2ヵ所で獣医師の研修会の講師の依頼を受けて、九州に行ってまいりました。

仕事を終えて、帰りの飛行機まで時間があったので、少し観光をさせていただきました。
柳川(やながわ)で川下りです。

柳川下りで出会ったダルメシアン

ちょうど11月2日は、柳河(現在の柳川)で生まれた明治時代の歌人、童謡作家の北原白秋氏の命日に当たり、「白秋祭」が開催されていました。

上のワンちゃんの写真は、4kmを1時間かけて下って、船着場に着いたところでパチリと撮らせていただきました。

その後、土産物屋さんで、ひなたぼっこをして寝ていたネコちゃんの写真を撮らせていただきました。

ひなたぼっこしているネコ

実は、この子は、後肢が悪くて1日をほとんど寝て暮らしているんだそうです。
みたところ、栄養状態も毛づやも良いですし、後肢以外には悪いところはみられないように思いました。

その上、この猫にひきつけられるようにお店でおせんべいを買いましたので、本当に招き猫なんですよね。
お店の人に大切にされているようで、ほのぼのとしました。

余談ですが、この柳川の川下りは、冬には船にコタツを載せて、暖かく川下りが楽しめるそうです。そして、5月~6月には沿岸の花菖蒲(しょうぶ)を楽しめたり、四季を通じて楽しめるとのことです。
水郷・柳川の川下りへようこそ

投稿者 Yuki : 11:08 PM | コメント (2)