November 30, 2003

クリスマスバージョン!

もうすぐ、クリスマス! 可愛い3匹のサンタさんで、和んで下さい。

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チャーリー君です。

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メイちゃんと、

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ステッラ君 です。

Reikoさん、ありがとうございました。

ペットの写真掲載を希望される方は、photos@petportal.jpまでお送り下さい。 素敵な写真をお待ちしております。

投稿者 Yuki : 10:23 PM | コメント (0)

ペットポータルの活用法

ペットポータルの「検索」と「リンク」を充実させました。
獣医さんや飼い主さんから、調べやすくなったとか、お気に入りのトップに入れています、などのご好評を頂戴しております。

そこで、より多くの皆様に活用していただくために、その活用法をご紹介したいと思います。
 1. 国内文献を調べるには
 2. 外国文献を調べるには
 3. いろいろな医療情報を調べるには
 4. 動物の飼い方やお役立ち情報を調べるには
 5. 病院でもらった薬を調べるには

 1. 国内文献を調べるには
  ・ 右側上の「検索」から、国内医学文献の検索 J-STAGE での検索はこちらをクリックしてください。
    そうすると新しいウインドウで、独立行政法人 科学技術振興機構のサイトが開きますので、そこに、「著者名」または「検索語」を日本語で入力して、「Search」ボタンを押してください。
  ・ 著者名をローマ字で入力すると、ヒットする確率が上がるようです。

 2. 外国文献を調べるには
  ・ 右側上の「検索」から、外国医学文献PubMed(Medline)での検索はこちらをクリックしてください。
    そうすると新しいウインドウで、NCBIのPubMedが開きますので、著者名または検索語を英語で入力して「Go」ボタンを押して下さい。

 3. いろいろな医療情報を調べるには
  ・ 世界最大規模の製薬企業「メルク」の日本子会社である萬有製薬(株)が提供している「メルクマニュアル」の第17版(医師向け)および医学情報(家庭版)にリンクを貼らせていただいておりますので、上記と同様、新しいウインドウから検索してみてください。

 4. 動物の飼い方やお役立ち情報を調べるには
  ・ 専門家がガイドするテーマ別情報サイト 【オールアバウトジャパン】のトップページにリンクを貼らせていただいておりますので、トップページから「ペット」を選んでいただくと、「犬」「ネコ」「小さなペット」「熱帯魚」「爬虫類・両生類」の5つのチャンネルから様々な情報を検索していただけます。
  ・ ネコ専門のHP検索サイト ニャンデモ・サーチは文字通り、猫のHPが満載です。

 5. 病院でもらった薬を調べるには
  ・ 右側下の「リンク」の●医薬品・動物用医薬品から、医者からもらった薬がわかるのサイトに入ってください。
    医薬品名や、錠剤やシート・包装についている識別記号から調べられます。

但し、リンクをクリックするとペットポータルのホームページから離れます。
リンク先のサイトの内容について、ペットポータルは何の権限もございませんし、一切の責任を負えないことをあらかじめご了承下さい。
また、それぞれのページを、「お気に入り」にご登録下さると、よりダイレクトに検索ができます。

投稿者 Yuki : 10:00 PM | コメント (0)

飼い主さんとワンちゃんネコちゃんの血液検査の正常値

1.年1回の健康検査の重要性

皆さんは、たぶん年に1回の健康検査を受けておられることと思います。ふだん健康に生活をしているつもりでも、検査で異常がみつかる場合がありますよね。

では、ペットたちはどうでしょうか。小動物は人間よりも早く年をとると言われています。一応の目安として、次の年齢の換算表が挙げられています。

age.bmp
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部のサイトから抜粋

 年齢換算はいろいろありますので、どれが正しいかは別として、人間よりも早く年をとるのは寿命からみて確かでしょう。そのように考えれば、人間の1年の間に何歳も多く年をとり、そして身体の不具合を本能的に隠す動物であるということを考えれば、年1回のペットの健康検査の重要性を理解されるのではないでしょうか。

2.健康検査はいつ受けさせるのが良いのでしょうか?

 4-6月に健康検査を受けようとすると、動物病院は「狂犬病予防」に「ワクチン接種」「フィラリア予防」のための「ミクロフィラリア検査」などで、大忙しです。検査会社も数多くの検体を受けて、検査結果が出るまでに時間がかかってしまいます。また、7月の梅雨時には外耳炎や皮膚病が増えて、来院
が増えますし、8-9月の夏の暑い時期には、ペットにもストレスがかかってしまいます。

 そこで、12-2月の動物病院が比較的すいている時期にペットに健康検査を受けさせるというのも一つの考え方だと思います。
 この時期は、蚊のシーズンも終わっておりますので、ミクロフィラリア検査を受ければ、今年のフィラリア予防の効果を確認することができますし、翌年はすぐにフィラリア予防薬をもらうことができます。
 また、獣医さんも比較的、時間があるので、じっくりと診ることができます。
ふだん忙しくてできない相談もできるかもしれません。

3.血液学的所見の種類とその目的

 血液学的所見では、赤血球数(RBC)、ヘマトクリット値(HtまたはPCV)、ヘモグロビン(Hb)、白血球数(RBC)、血液像(白血球分画)、血小板数(PLT)などを測定します。

人と動物(犬猫)のおおよその正常参考値を下記に示していますのでご覧になって下さい。
人の正常参考値は、「病院で受ける検査がわかる事典、山門 實 監修、成美堂出版(2003年9月20日発行)」に記載の基準値から引用しました。

bt.bmp

赤血球数、ヘマトクリット、ヘモグロビンなどの値から貧血や多血症などの疾患を考えることができます。一般に、数値的には猫は貧血に耐えられるようです。
白血球数(RBC)は感染症の有無や免疫の低下を診断するための検査で、具体的にどんな病気が疑われるかを調べるために、白血球の種類を、好中球、リンパ球、好酸球、好塩基球、単球の5種類に分けて(分画)、さらに調べます。
血小板数(PLT)は出血や止血の機能を検査するためのものです。

4.血液生化学検査の種類とその目的

 採取した血液を遠心分離機にかけると、血球成分と血清成分に分かれます。
血清の成分を化学的に分析することを血液生化学検査といいます。
 血清には、たんぱく質、糖質、脂質、尿素、ホルモン、ビタミン類、酵素などの生命を維持するのに必要な成分が含まれています。血清は、これらの成分を体中の細胞に運び、老廃物を運び出すことで、体内の環境を一定に保つ役割を果たしています。
 血清は、全身の健康状態を反映しているので、血清中の物質がどの臓器から出てきたかを調べることで、内臓、特に肝臓、腎臓などの異常を知ることができます。この検査値だけで病気の診断を下すことはできませんが、診断のための大きな参考になるほか、病気の経過や治療の判定をみるのにも役立ちます。
また、一つの検査値だけで判断するのではなく、例えば腎臓の疾患ならば、血清尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Cre)、尿酸、電解質などを組み合わせて検査します。

血液検査と同様に、人と動物(犬猫)のおおよその正常参考値を、以下に示しました。
また、血液生化学検査の基準値は、マルピー・ライフテック(株)の発行する基準値を参考として、雌雄年齢の区別なく上限と下限を記載しました。そのため、通常、正常と考えられる値よりも幅が広いと考えられるかもしれません。 個々のペットの健康検査の結果については、かかりつけの獣医師の先生にご確認下さいますようお願い申し上げます。

bbt.bmp

今回は全てを掲載できませんでしたので、また追記したいと存じます。

投稿者 Yuki : 09:38 PM | コメント (5)

英国のペットパスポート

BBCによれば、英国ではペットを連れて海外旅行する際のパスポートが本格化しつつあります。

ペットパスポートを持てば、たいていのヨーロッパ各国や、狂犬病のない国々(日本も含まれます)から英国に再入国する際に、180日間の動物検疫を受けなくても済むそうです。

snowdog.jpg

これは英国のDEFRA(The Department for Environment, Food and Rural Affairs: 環境食糧農林省)が進めているPETS(The Pet Travel Scheme:ペット旅行計画)の一貫で、ペットパスポートをもらうには、所定の要件を満たす必要があります。

・ マイクロチップが埋め込まれて、個体識別が可能なこと
・ 狂犬病ワクチンが接種されていること
・ 血液検査を受けていること(狂犬病に対する抗体価を測定します)
・ 英国が定めたPETS証明書が発行されていること
・ 寄生虫の一種である条虫(エキノコッカス)とダニの駆除を行っており、それを公的に証明できること
・ 居住場所についての宣言書に署名すること(旅行前6ヶ月間は、指定国以外へペットを連れていっていないこと)

これら6点が要件となっています。
英国からの出国も、英国への入国もPETSに申告しているルートで旅行しなくてはなりません。
日本-英国間は空路のみで、空港は成田、関西、名古屋の3空港のみが認められています(Defraのサイトでは、Kansaiとつづるべきところを、Kansiaとスペルミスになっています (~~;)。

英国での到着時にスタッフが全ての要件をチェックし、もしそのチェックを通過できなければ、ペットは動物検疫を受けるか、英国への入国を認められず、出発地に送還されるとのことです。

また旅行中、ペットができるだけ快適に過ごせるように次の注意が書かれています:
・ 旅行に耐えられるくらい、ペットが健康であることを確認すること
・ 旅行直前にペットに与える食事は軽くすること
・ 輸送ケージに入れる前に、ペットのトイレは済ませておくこと
・ 旅行の前に、輸送ケージに入ることをペットに慣れさせることは良案である
・ 輸送ケージは通気性がよく、動き回るのに十分な大きさがあり、安全で(足をはさまないで!)、フードも水も十分あり、簡単に差し替えられるものであること
・ 家族のにおいのついたクッションや毛布をケージに入れてあげれば、ペットもより落ち着くことでしょう
・ その他にも良いアイデアがあれば、ぜひ試してください

BBC Holiday - Travel tools - Pet passports

日本への入国の際には、少し状況が異なります。
外国から輸入される犬猫は、狂犬病とレプトスピラ症(犬だけ)についての検疫のため一定期間の係留検査を受けなければなりません。

係留検査は、原則として動物検疫所の係留施設で実施します。係留期間については、輸出国政府機関が発行する狂犬病予防注射証明書の有無や健康証明書の内容によって14~180日の間で設定されます(日本に到着した日と解放する日は除く)。狂犬病予防注射証明書がない場合には、最長期間(180日間)の係留期間となりますのでご注意ください。 ただし、狂犬病の発生のない指定地域から連れてくるときは、必要事項が記載された輸出国政府機関発行の健康証明書があれば、12時間以内の係留期間となります。
(引用:動物検疫所

日本でも、狂犬病のない地域からの輸入で所定の検査申請書や証明書に不備がなければ12時間以内の係留で済むのは朗報です。
しかし、海外(狂犬病発生地域)から入ってくる猫については、海外での狂犬病の予防注射を要件とするのに、日本では猫を対象とした狂犬病ワクチンが認められていないのは、なぜなんだろうと思ってしまいます。皆さんは、海外では猫にも狂犬病ワクチンが接種されていることをご存知でしたか?

また、もう一点、日本では現在数社の犬猫用マイクロチップ(商品名は、ライフチップなど)が農林水産省で認められています。
現在は迷子防止を主目的としていますが、飼い主さんへの連絡も理解も不十分で、まだ普及率は非常に低いです。

それを活用する側も同じ状況で、各都道府県や市町村の動物愛護センター・保健所などでも、マイクロチップのコード番号を読み取るためのリーダーを装備していないところが多数あるようです。
それでは、飼い主がせっかくマイクロチップを埋め込んでいても、読み取られることのないまま、飼い主の手元に戻れないペットがいることが残念ながら予想されます。

まず、都道府県・市町村レベルでのリーダーの普及率を向上させて、受け入れ側の態勢を整えることが先だろうと思います