旧聞に属しますが、今年2月にラスベガスで開催されたWVC(Western Veterinary Conference)に参加致しました。
目的は、
1. WVCに参加し、海外で新発売され、日本で未承認の動物用医薬品についての情報を収集する
2. 今年の世界の動物薬産業がどのようになるか、予測することに役立てる
の2つに絞って、できる限り多く聴講しました。
学会は6,000人以上の獣医師と3,000人以上の展示企業の参加者を集め、その他VT、学生等、合計13,300名を集めた(対前年10%増)とのことです。
Western Veterinary Conference February 14-18, 2010 Las VegasThe Western Veterinary Conference, held earlier this week, drew over 13,300 attendees, a 10% increase over 2009 attendance. Attendees included over 6,000 veterinarians and 3,000 exhibitors. The conference offered 45 hours of Continuing Education for veterinarians and technicians, and nearly three dozen hands-on labs at the Conference's new Oquendo Center.
これは、FDAの認可を得て、米国で販売されているReconcile(リコンシルと読むのでしょうか?)の広告パネルです。主成分はフルオキセチンで、分離不安症の効能効果を有します。
まだ日本では農林水産省の認可が得られていませんが、臨床試験は終了したとの情報があります。
これは、Intervet Schering-Plough社(日本では(株)インターベット)のブースです。
人の大きさと比較すると、ブースがいかに大きいかがお分かりいただけるかと存じます。
同社では、世界初の「犬のH3N8型インフルエンザワクチン」を開発して、USDAの承認を得て、盛んにセミナーや広告を行っていました。
これは日本でもご存知のHill's Colgate(ヒルズコルゲート)社のブースです。
ネコ用にj/dの解説が行われていました。
昼食時間はランチョンセミナーで、サンドイッチを食べながら聴講しようと思い、地階に行きましたら、長蛇の列。先頭まで行ってみると、一つのランチョンセミナーにこれだけの人が並んでいることが分かり、これは聴く価値があるのだろうと、改めて並び直しました。
タイトルは、「Tight vs. Loose Control in a Diabetic Cats: Using One or Both?」(猫の糖尿病治療の厳格な管理と適当な管理、片方だけか、両方か?)というもので、スポンサーはBoeringer Ingelheim (日本ではベーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社)が行っていました。
(ピンぼけですみません)
先程、並んでいた人数ですが、講演後に社員の方に、参加人数を伺うと430人!とのことでした。
猫の糖尿病治療薬として、長時間作用型のインスリンをBoehringer Ingelheim社が米国で新発売している背景があるそうです。
日本では、動物(犬用もネコ用も)の糖尿病治療用のインスリン製剤はまだないので、日本で上市が望まれる製品の一つだと思います。
まだ追加情報がありますので、機会があれば紹介します。
投稿者 Yuki : April 13, 2010 03:24 PM