ペットポータルがオンラインで有料購読している雑誌に、Animal Pharm News - Homeという世界の動物の健康に関する情報や動物用医薬品企業の動向を提供しているものがあります。
そこからの引用ですが、国際獣疫局(OIE: Office International des Epizooties)によれば、今回の豚インフルエンザが豚肉から人に感染したという証拠(エビデンス)は全くないとのことです。
また、豚インフルエンザといいながら、豚から分離されてもいません。
それゆえ、この疾病を豚インフルエンザと名づけることに正当性はありません。過去に、動物起源の人のインフルエンザの流行があり、それは地理的な発生地に応じて名づけてこられました。例えば、スペイン風邪や香港型インフルエンザなどです。そのため、今回も、「北米インフルエンザ」と呼ぶ方が(過去にならって)論理的でしょう。(訳:ペットポータル)
Animal Pharm News - There is no evidence that swine flu is transmitted by food - OIE
昨日付の日経新聞では、
「スペイン風邪も、実は、流行の発端は米国だったと今では考えられている。米軍の進軍とともに欧州に運ばれ、世界へ広がった。なぜスペイン風邪の名がついたのか。主要国は自国の弱みを知られまいと病の情報を伏せた。中立国だったスペインでは大流行が比較的自由に報道されたため、思わぬ汚名を着せられたのだという。」(出典:日本経済新聞 4月27日 春秋)
今回は、豚に汚名が着せられてしまいました。
SARSのときも、発表が遅れて被害が広がりました。
今回も、メキシコからの情報公開は遅れたように個人的には思います。
以下は今回のH1N1インフルエンザの感染者(疑いを含む)を示した地図です。
View H1N1 Swine Flu in a larger map
ここで重要なことは、このような世界的な危険に対しては、徹底的に国境を越えて情報を共有することです。
どこから起こってもおかしくない、新型インフルエンザの脅威に対して、一国の担当官の判断が被害を大きくするということはあってはいけないと思います。
豚インフルエンザという呼び方も、改めて、北米インフルエンザと呼びましょう。
WHOが警戒フェーズを「3」から「4」に引き上げたのを受けて、「新型インフルエンザ」と呼称が変わりました。この発生が落ち着いたときに、「新型」からまた別の名前に呼称が変わるのでしょうね。(4月28日)
投稿者 Yuki : April 28, 2009 02:12 AM初めまして。ましゅーママと申します。
以前より、ポータルを拝見させて頂く機会が多く、毎回とても勉強させて頂いております。
Blog Peopleでの「相互リンク」なるものが
いまひとつ理解できずコメント欄から失礼します。
2005年5/12の
「ワクチン接種の回数について議論する前に、日本で忘れられていること」記事について
ぜひ当方ブログ記事内でリンクさせて頂きたく
事後報告にて恐縮ではありますが、ご一報させて頂きました。
今後もポータル情報楽しみにしております。
ましゅーママ様
コメント有難うございます。
ペットポータルのYukiです。
こちらこそ、これからもよろしくお願い申し上げます。
Yuki
Posted by: ペットポータル : June 27, 2009 04:56 AM