February 16, 2005

家族からのメッセージ(Pet Lovers Meeting)

2月12日(土)午前9時からの鷲巣 助教授の動物医療現場におけるインフォームド・コンセントとセカンドオピニオンに引き続き、PET LOVER'S MEETING代表の梶原さんが、「家族からのメッセージ」と題して、講演下さいました。

PET LOVER'S MEETINGは、ペットの病気がきっかけで出会われた家族(ペットオーナー)たちのグループで、ガンなどでワンちゃんやネコちゃんを亡くされた方、またペットを今まさに看取りつつある方がお互いに支え合おうという趣旨で、2000年から活動をされているとのことです。

活動としては主に3つあるとのことです:
(1) 3ヶ月に一度のミーティング
ペットを亡くされた方や看取りつつある方がお互いの経験を語り合い、胸にある気持ちを話し合う自由な集まりだそうです。
次回は平成17年3月13日(日)13:30~16:30、東京都豊島区立生活産業プラザ6F研修室2 で開催されるとのことで、詳細は、こちら→PET LOVER'S MEETING

(2) 掲示板
インターネット上に設置されている「Pet Loss Support」という掲示板で、ペットを亡くした方の経験を読むことができますし、自分の気持ちを書き込むこともできるとのことです。
ここには、ペットロスについて日本獣医畜産大学で10年以上前から取り組んでこられた鷲巣先生の解説もあります。詳細はこちら→PET LOSS SUPPORT

(3) 電話相談「ペットロスホットライン」
「遠方でミーティングに参加できない」「ペットの看病で家を空けられない」という方々の要望に応えて、2003年11月から無料の相談電話(通話料は、かけた側の負担)を開設されているそうです。
毎週土曜日午後1:00~4:00とのことで、年間に150件ほどの電話があるとのことです。
電話番号など詳しくはこちら→PET LOVER'S MEETING

そのような活動についてのお話があった後で、ペットオーナーから動物医療に携わる方々に聞いてもらいたい声をいくつか紹介して下さいました。

中でも、飼い主さんは「自責の念」に苦しんだり、ペットを亡くして「孤独感」にさいなまれることが多いとのことです。

そのように、ペットの死と向き合う重荷を飼い主さんは負うことになりますが、それを共に背負ってもらえたと思えるような動物医療を提供することができれば、と私も講演を伺っていて強く感じました。

ターミナルケアをどこで行うか、どこまでの治療を望むのか、最後の数日をどう過ごしたいのか。(講演要旨より)

「ご家族もこの子もよくここまでがんばりましたね」の一言に、私達家族は救われるのです。(講演要旨より)

など、いくつも心に留めておきたい言葉がありました。

『「その子が居た」「十分生きた」ということを家族は認めて欲しいと思っている』(公演内容より) は、私自身、本当に共感しました。

学会3日目の朝からの講演でしたが、聴かせていただいて良かったと痛切に感じた次第です。

投稿者 Yuki : February 16, 2005 02:53 AM
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