いつも良質な情報提供をされているJapan Dog Journalさんから、ペットポータルに狂犬病の治療に関しての新知見を教えてくださいました。
Japan Dog Journal: 狂犬病発症の15歳少女、薬物治療だけで奇跡的回復
もし、狂犬病に感染した動物(犬だけに限りません。猫にもキツネやタヌキにも牛にもコウモリにも、多くの動物が感染します)にかまれた場合、1~2ヶ月の潜伏期間を経て、前駆期、急性期、昏睡期を経て、発症すると死亡率はほぼ100%です。
また、急性期の神経症状がみられずに麻痺が全身にひろがる麻痺型というのもあり、特にコウモリに咬まれて発病したケースに多いとされています。今回のケースはこれですね。
通常は、咬まれた後に発症を防ぐために(1)暴露(ばくろ)後ワクチン接種を行う、(2)人抗狂犬病免疫グロブリンを行う、という方法が取られますが、今回は、発症を防ぐためのワクチン接種などをしなかったため、神経症状がでて、入院したとのことです。
医師団は少女の神経症状を抑え、強い薬剤の影響から弱った神経系を守る目的で、麻酔薬と抗ウイルス剤の計4種による「カクテル療法」を決断。少女は奇跡的に回復したとのことです。
米国感染症予防センター(CDC)では、ウイルスの除去を確認し、ワクチンを使わない世界初の生存例であることを確認したとのことです。
すべての狂犬病患者に適用できるものではないと存じますが、致死率100%という恐怖から考えれば、非常な朗報だと存じます。
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