国連食糧農業機関(FAO:Food and Agriculture Organization)によれば、タイで鳥インフルエンザにより動物園にいるトラ441頭の内53頭が死亡または殺処分されているとのことです。
トラの鳥インフルエンザ感染は、エサとして与えられた鶏の生肉が原因とみられています。
タイでは10月3日に9歳の少女が鳥インフルエンザウイルスH5N1株に感染して死亡したことが確認され、32歳の女性がH5N1株に感染したものの回復したとの報告もあります。
その他、ベトナム・カンボジア・マレーシア・インドネシアでの状況が記載されています。
しかし、これら一部、鳥から動物種の壁を超えて感染する例が散見されていますが、これが世界的流行につながるという考えはまだ尚早であると、世界保健機関(WHO, World Health Organization)では警鐘を鳴らしています。
BBC NEWS | Asia-Pacific | Bird flu in cats 'no new threat'
これは今年2月の英国放送協会(BBC)の記事ですが、タイでネコ2頭に鳥インフルエンザが感染した際にWHOが出した情報を掲載しています。
ここでもトラの場合と同様に、生の鶏肉を与えたことが原因であり、「パニックにならないで下さい」としています。
ネコでは、豚のように人のインフルエンザと鳥インフルエンザに重複感染するという証拠はなく、ウイルスが混じり合い世界的流行が懸念されるような新型インフルエンザウイルスが誕生することは考えにくいと思われます。