August 23, 2004

市民公開講座「人と動物の共通感染症予防対策」

2004年9月10日(金)-12日(日)に、北海道大学第138回日本獣医学会学術集会が開催されます。

特に、9月10日(金)18:00~20:00には学術交流会館大講堂で、市民公開講座として、「人と動物の共通感染症予防対策」[座長:前出吉光(北海道大学教授),金川弘司(北海道獣医師会会長)]が開催されます。
札幌での開催ですので、本州からのご参加は難しいかもしれませんが、道内でお近くの方はぜひ足をお運びいただければと存じます。

・こうすれば安心-人とペットの共通感染症/高島郁夫(北海道大学教授)
・牛海綿状脳症(BSE)問題の現状と制圧に向けた研究/堀内基広(北海道大学教授)
・鳥インフルエンザとヒトインフルエンザ制圧対策/喜田 宏(北海道大学教授)

当日に講演される内容をまとめた講演要旨を拝読いたしますと、特に1番目の「こうすれば安心~」は、ペットの飼い主様にも非常に有益な内容と存じます。

レジュメでは、1.はじめに、2.人獣共通感染症について、3.こうすれば安心-自分の健康は自分で守る知識と習慣を身につける、という内容でご説明される予定です。
小職自身、拝聴する予定ですし、内容については、高島先生にご許可を頂いて学会での発表後にご紹介したいと存じます。

また、14:00~17:00にも3つの公開シンポジウムが予定されています。

☆公開シンポジウム「公衆衛生分野における安全と安心の取り組み」/座長:高島郁夫(北海道大学),品川邦汎(岩手大学)
・食品衛生分野におけるリスクアナリシス-微生物学的リスクアナリシス/山本茂貴(国立医薬品食品衛生研究所)
・食品安全委員会の活動/見上 彪(内閣府食品安全委員会)
・動物由来感染症のリスク分析の必要性/吉川泰弘(東京大学)
・感染症法における動物由来感染症対策の強化/中嶋建介(厚生労働省)

☆公開シンポジウム「畜産基地北海道と獣医師の責任-安全な乳肉増産と安定供給-」/座長:前出吉光(北海道大学),近藤誠司(北海道大学農学研究科)
・飼料穀物からみた畜産物需要について/佐々木隆志(JA全農家畜衛生研究所)
・畜産物の安全性と安定供給の取り組み
 農業者として思うこと/木村 良(木村牧場)
 外食産業の立場から/庄司昭夫((株)アレフ)
 食品流通の立場から/横山 清((株)ラルズ)
・畜産物増産と周辺技術-過去と将来の展望-/木村信熙(日本獣医畜産大学)

☆公開シンポジウム「小動物医療における分子医学の潮流-疾患と行動,その遺伝-」/座長:稲葉 睦(北海道大学),泉澤康晴(酪農学園大学)
・疾患原因遺伝子の把握-米国の現状と動物ゲノムプロジェクト-/Dr. Urs Giger(ペンシルバニア大学)
・問題行動に対する行動遺伝学的アプローチ/武内ゆかり(東京大学)
・ショートスピーチ-ターゲットとしたい疾患の臨床と基礎-
 犬の股形成異常/陰山敏昭(麻布大学)
 犬のライソゾーム病/大和 修(北海道大学)

1つ目のシンポジウム「公衆衛生分野における安全と安心」についてはぜひ聞きたいし、2つ目のシンポジウムで、外食産業の立場から話をされる(株)アレフって、ハンバーグレストランの「びっくりドンキー」ですよね。3つ目のDr.Giger教授(米国ペンシルバニア大学)は遺伝子疾患でも有名ですが、犬猫の献血バンクをつくられたことでも有名で、ぜひお会いしてお話を伺いたいです。

投稿者 Yuki : August 23, 2004 04:12 AM
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