June 24, 2004

環境省の「家庭動物の終生飼養推進事業」

環境省では、平成16年度の動物愛護管理推進費として総額7,332万円の予算を確保しました。
前年度よりも2,071万円(39.3%)の増となっており、これは今年度の新規事業として「家庭動物の終生飼養推進事業」(予算額:2,001万円)が認められたことを反映したものと考えられます。

「家庭動物の終生飼養推進事業」が目的としているところは、
(1)飼養放棄・遺棄・逸走防止対策事業
   家庭動物の種類、特性に応じた繁殖制限および個体識別(所有者明示)措置等の実施手法を調査検討し、一般飼養者向けの指針を作成する

(2)再飼養支援データベース・ネットワーク基盤整備事業
   インターネットおよび民間活力(動物愛護推進員や動物愛護団体等)を活用した広域的なデータベース・システム(統一的な規格)を作成し、再飼養などを効率的に推進する基盤の整備を図る

(3)引き取り動物の飼養保管技術適正化事業
   都道府県等によって引き取られた家庭動物が、その生理・習性等に応じて適切に取り扱われ、また、適切な方法で処分されるようにするための調査検討を行い、引取施設等における家庭動物の飼養保管技術マニュアルを作成する

というものです。この事業は平成16年度・17年度の2ヵ年をかけて行われます。

 興味のある方は、以下の資料をご覧下さい。
資料3 犬猫の引き取りや殺処分等

都市化や少子高齢化が進展する社会の中で、家庭動物の重要性が高まり、多種多様な動物が飼養されていますが、その一方で、都道府県等へ引き取りを求める飼い主等が依然として多く、家庭動物を野外に遺棄したりする人も後を絶たない状況にあります。
ここに示されている資料では、平成14年度の引取数は約47万頭で、返還されたり譲渡された犬猫もいますが97%は殺処分されています。

 誰もが最初から捨てる気で、飼育を始めるわけではないだろうと思います。飼うも捨てるも飼い主の勝手だと公言する人も残念ながらいます。しかし、その考えは間違っているとペットポータルでは考えます。
 そして、そのような考えの飼い主の方がおられる以上、飼い始めたら、終生飼い続けるよう、理由なく簡単に捨てたりできないよう、何らかのルール作りが必要であるという考え方を否定できないと思います。 皆さんはいかがお考えになりますか?

投稿者 Yuki : June 24, 2004 01:59 AM
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