May 01, 2004

チップなら、迷子も登録も狂犬病予防接種率もうまく行く

タイトルに掲げた問題については、マイクロチップが一つの解決策になると、ペットポータルでは考えます。

チップを導入することにより、大きな利点がいくつもすぐに挙げられます。
まず第1に、ペットの迷子探しに役立ちます。

下の記事にある通り、海外では何と! 10年経って、見つかったネコちゃんの例だってあるんです。

「マイクロチップのおかげで10年後にネコ、戻る」
MSNBC - Chip helps cat return after 10 years

こちらは、2年後に見つかった事例です。
「ID(個体識別)チップが、2年間離れた犬と家族を結びつける」
channelcincinnati.com - News - ID Chip Reunites Dog With Family Two Years Later

このように、チップを入れていればこそ、遠く離れてしまった場合でも、何年も離れ離れになっても、個体を識別することができてめぐり合うことができるのです。

第2に、ペットの登録がスムースに行くと考えられます。
皆さんのワンちゃんはちゃんと登録されているでしょうか。
今、日本では飼われている犬の半分くらいしか登録されていないと試算されています。
ひょっとすると、飼い主さんの中には、犬は登録しなければならないということをご存知ない方もおられて、登録されていないのかもしれません。
昔は、毎年登録が義務づけられていましたが、今は一生に一回、登録すればOKです。
でも、半数しか登録されてないので、国では義務化も検討しているようです。

ペットの皮下に戸籍情報 無責任飼育、チップ義務化検討 - asahi.com : 社会
    ペットの皮下にマイクロチップを埋め込むことを法律で義務化
    する動きが強まっている。チップの情報と照合すれば飼い主
    が分かる仕組みで、いわばペットの「戸籍」。(原文引用)

この記事の見出しにもあるように、捨て犬・捨て猫の防止になるという効果も副次的な効用として挙げられます。 でも、その人の「捨てる」という行為自体に問題があるので、決定的な解決策になるかどうかは疑問な部分もあります。

第3には、国、都道府県あるいは市町村で狂犬病予防接種率を正確に把握できるようになります。
先程の登録の部分に関連しますが、約半分しか登録されていないと推計されるために、狂犬病予防接種率が計算では2倍ほども高くなっています。
しかし、チップによる登録が進み、各地で正確な数値が得られることで、危機意識も高まり、防疫体制も組めることにつながります。

ないことを願っていますが、万が一海外から狂犬病が入ってきたときの一般の反応(ペットを飼っている人も飼っていない人も)は、今回、鳥インフルエンザが入ってきたときのパニックとは比較にならないのではないでしょうか。
今回、風評により、全然、地理的に関係のない感染する可能性のない場所で、チャボや孔雀(くじゃく)や小鳥が捨てられてしまいました。
狂犬病予防法で感染対象動物に指定されているのはイヌ、ネコ、キツネ、アライグマ、スカンクです。それ以外にも多くの哺乳動物に感染します。

でも、専門家の話では、犬で狂犬病予防接種率が70~80%を維持できれば、人への被害や他の動物への感染を心配しなくともよいとされています。

正確な疫学調査ができるために、まずは飼い主さんが自ら進んで登録して下さることが必要なのです。

しかし、残念なことにチップを置いている動物病院は少なく、まだ制度として「チップで登録」ということにはなっていないのが現状です。

投稿者 Yuki : May 1, 2004 02:33 AM
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?