April 24, 2004

月刊ペットポータル 2004年4月号

■月刊ペットポータル■ 目 次 **********************
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃獣医さんにも飼い主さんにも読んで欲しい本 【特集】学校飼育動物 編
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┃ベルリンで暮らすサルーキー犬、ボダイ君のブログ:リンク先紹介
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┃2003年冬、アジア各国を襲った高病原性鳥インフルエンザ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃獣医さんにも飼い主さんにも読んで欲しい本 【特集】学校飼育動物 編
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昔、子供たちは動物と一緒に遊び育ちました。でも家庭で動物を飼えなくなっ
た現在、子供たちに、人間以外の存在を教え、物言えぬ小さな弱い者への思い
やりの気持ちを培うために学校で動物を飼育しています。でもそこでは大人が
動物の習性を解らずに、また愛情を示せないまま動物を扱い、飼育が子どもた
ちの心の成長に役立たないことが見られます。

       「学校飼育動物を考えるページ(管理人:中川美穂子先生)」
            http://www.vets.ne.jp/~school/pets/ より

 この問題を解決するために、全国学校飼育動物獣医師連絡協議会主宰・お茶
の水女子大学子ども発達研究センター客員研究員の中川美穂子先生らが、全国
の数多くの先生方とともに、学校での動物飼育について考えられ、行動されて
いることは、広くテレビや新聞で報道されているのでご存知の方も多いと存じ
ます。その上、講演会も数多く開催され、また執筆・編集なさっている書籍も
多くあります。ここでは一部を紹介します。
GWに、学校飼育動物についての読書をしてみませんか。

 ここで紹介している書籍は、全て以下のリンクからAmazon.co.jpを通じて、
オンラインで購入可能です。
http://www.petportal.jp/mt/archives/cat_3.html

1.教職研修総合特集(No.157)読本シリーズ「学校飼育動物と生命尊重の指導」
 鳩貝太郎、中川美穂子(監修) 価格: ¥2,310 (税込)

2.学校飼育動物のすべて―子供と、ゆとりある飼育を楽しむために
 中川 美穂子 (監修)  出版社: ファームプレス 価格:¥6,300 (税込)

3.みんなで育てよう学校飼育動物 中川美穂子(著) 出版社: 少年写真新聞社
 単行本: 63 p 価格: ¥1,995 (税込)

4.動物と子ども―園での飼い方・育て方 中川美穂子(著) 単行本: 166 p
 出版社: フレーベル館 価格: ¥1,365 (税込)

5.アニマル・セラピーとは何か NHKブックス 横山章光(著) 出版社: 日本
 放送出版協会 単行本: 238 p 価格: ¥966 (税込)

6.アニマル・セラピーの理論と実際 岩本 隆茂 (編集), 福井 至 (編集) 
 出版社: 培風館 単行本: 217 p 価格: ¥2,940 (税込)

以下の書籍は、以下のリンクから購入可能です(ページの下部です)
http://www.petportal.jp

7.みーちゃんとモルモット どうぶつの飼い方ふれあい方
 中川 美穂子、藤本 四郎(著)、出版社: 童心社 価格:¥1,680(税込)

8.ひっかきウサギ どうぶつの飼い方ふれあい方
 中川 美穂子、松成 真理子(著)、出版社: 童心社 価格:¥1,680(税込)

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┃ベルリンで暮らすサルーキー犬、ボダイ君のブログ:リンク先紹介
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サルーキーをご存知でしょうか?

第10グループ (サイトハウンド)に属し、ドイツ国内ではDWZRV(ド
イツサイトハウンド・ブリード・アンド・レース協会)により一括して繁殖が
管理されています。ドイツ国内では主に家庭犬として飼われていますが、サル
ーキーは本来運動要求量が多く、犬種にあった飼い方をするため協会ではドッ
グレースまたはコーシングなどのスポーツへの参加を勧めています。

原産国  :中東      起源   :古代
以前の用途:ガゼル狩り   現在の用途:コンパニオン、ウサギ追い
寿命   :12年
別名   :アラビアン・ハウンド、ガゼル・ハウンド、ペルシアン・グレイ
      ハウンド
体重   :14~25Kg
体高   :58~71cm 
  (出典:BODAI ドイツの犬用品 http://www.hundbodai.com/index.html

ボダイと名付けられたサルーキを飼育されているKyokoさんが、ベルリンから
日々綴っておられるブログが、「Bodai Blog ベルリン犬日記」です。
→→→ http://bodai.jugem.cc/

ドイツでは、動物保護は人権保護以上に大事なテーマなようで、ドイツのよう
に動物種ごとに細かく飼育法を規制してある国はほかに例を見ない、とのこと
です。欧米と一口に言っても、私たちはどちらかといえば米国からの影響を多
く受けているような感じを受けます。そのため、このような米国以外の国から
の情報は非常に興味深いと思います。

また、「べるりんねっと789」というサイトも運営されておられます。
→→→ http://www.berlinnet789.de/

「ベルリンの空」の写真をクリックすると中に入れます。
「ベルリン生活スタート編」「ベルリン観光案内編」「ベルリン生活充実編」
「ベルリンToday」など、ベルリンで生活するのに非常に有益な情報がたくさ
ん掲載されています。

そして、主にドイツでの犬に関係する用品と情報を扱うサイトがBodaiです。
→→→ http://www.hundbodai.com/index.html

ドイツでしか手に入らない高品質の犬用品やペット先進国ドイツの実態を厳選
してベルリンから届けられています。

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┃2003年冬、アジアを襲った高病原性鳥インフルエンザ
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アジアン・ポートリー・マガジン2004年3月号に、以下の概説が掲載されてい
ます。旧聞に属しますが、日本以外での発生を知る上での参考になるかと考え、
本記事を要約します。なお、下記のコメントにも書いておりますが、これは、
世界の状況を公正にお知りいただく一助として記載するものであり、読者の方
を不安にするために記載するものではありません。

           ****************************

 鳥インフルエンザ(AI、英語ではAvian InfluenzaまたはBird Fluといいま
す)は2月10日までに、アジア諸国10カ国で発生し、37名の感染者(内、19名
の死者)と鶏の処分総数3,000万羽という甚大な被害をもたらしました。

 アジアで最初の発生は韓国で報告されました。農務省で1月15日にH5N1株が
分離され、ソウル近郊の養鶏場で21,000羽が処分されました。実際は12月下旬
に、AIが同国11ヵ所の農場で発生しており、約100万羽の鶏とアヒルが処分さ
れました。1996年まで、韓国では低病原性鳥インフルエンザ(LPAI、Low
Pathogenic Avian Influenza)しか発生していませんでした。

 日本では、東京から750km南西に位置している山口県で6,000羽が処分されま
した。これは1925年以来、日本で初めての高病原性鳥インフルエンザ(HPAI、
High Pathogenic Avian Influenza)の発生でした。

 ベトナムはタイと同様、AIにより甚大な被害を受けました。Tien Giangおよ
びLong Anの2つの南部地域で発見され、その後急激に全土に広がりました。2
月初旬までに64地域の内、41地域で報告され、ベトナムだけで3,000万羽が処
分されました。また世界保健機関(WHO)によると、2月9日現在、18人が感染
し、14名が死亡したと報告されています。

 タイでは2,600万羽が処分されました。タイでは1月にバンコク近郊の農場で
最初のAIが確認されました。しかし、この報告に先立ち、11月にバンコク近郊
の農場で多くの産卵鶏の死亡があったとの報告もあります。しかし、タイの畜
産当局は、その死因は家禽コレラによるもので鳥インフルエンザではないとし
ています。最初の発生が確認されてから、2週間後に5名の死者が確認されまし
た。政府によれば、現在発生はコントロール下にあるとしています。

 中国では1月27日に、Guangxi(広西)で死亡したアヒルからH5NI株が分離さ
れました。また上海、Anhui(安徽)、Guangdong(広東)で鳥インフルエンザ
を疑わせる発生がありました。北京では鶏の販売と価格が低迷し、都市を越え
て鶏を生きたまま移動することが禁止されました。英国の雑誌New Scientist
によれば、中国でAIは既に2003年前半に発生していた可能性があるとのことで
す。New Scientistでは、H5N1株の広範囲な蔓延の原因として疑われるのは、
不活化H5N1株ワクチンによる大量接種であると考えられると報じています。
 その結果、ワクチンと、突然変異したインフルエンザウイルスとの間に少し
の遺伝学的なミスマッチが生じ、鶏の免疫系によってこのウイルスの特異的な
型が壊されることにつながったとのことです。
 その上、鶏の体内でインフルエンザウイルスは無症状のまま感染し続け、鶏
が生きたまま売買される度に、ウイルスが他の鳥に伝播(でんぱ)することに
なった可能性があるとのことです。

 インドネシアでは2003年10月以降、病死する鶏に対処していました。しかし、
政府はこれを強毒ニューキャッスル病によるものと発表していました。2月初
旬、当局はジャワとスマトラでAIが発見されたことを機に、鶏の処分を開始し
ました。

 2月10日現在では、AIの発生に対処している他の国々には、カンボジア、ラ
オス、パキスタンがありました。マレーシア、インド、バングラデシュ、スリ
ランカでは、本疾病の発生は現時点ではありません。
             (出典:Asian Poultry Magazine, March 2004)

     <<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>
 第137回日本獣医学会での緊急シンポジウム「鳥インフルエンザはこわくな
い」で座長を務められ、日本で本研究の第一人者である北海道大学の喜田宏教
授がおっしゃっておられたように、「毎年、ヒトからヒトへ感染し、数千人が
死亡するインフルエンザと比較すれば、病気として鳥インフルエンザは恐くな
い」のです。しかし、喜田先生がおっしゃられたように「今回、日本に入って
きたということは、これから毎年、日本で発生する可能性があるので、淡々と
月に1回、いろいろな鳥種で、ウイルスのサーベイランスを行うことが重要」
だと考えます。

http://www.petportal.jp/mt/archives/000130.html

 なお、ウェブサイトの■ペットポータル■ http://www.petportal.jp/mt/
で繰り返し述べていることですが、鶏肉や卵からの鳥インフルエンザ感染の報
告はありません。食鳥検査で、健康な鶏だけが食肉になります。
卵も、消毒薬で表面を洗っているので、細菌やウイルスが付着していることは
ありません。胃液の酸でも、殺菌されます。
「高病原性」というのは、「鶏から鶏へ感染する際に病原性が高い」という意
味です。


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┃編集後記
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■このメールマガジンの読者の皆様には、飼い主の方、ペットは飼っていない
■けれど動物を愛されている方、獣医師、官公庁や企業にお務めの方など様々
■な方がおられると思います。発刊当初は数十人だった読者の方も、今では
■1,300名を超えるようになり、皆様に共通して役立ったと思われる内容はど
■のようなものかといつも頭を悩ましております。
■来週末からGWですね。皆様にとって平和で楽しいGWになりますように、
■お祈りしています。「こんなことして楽しんだよ」ということをお教え下さ
■い。トラックバックやリンクも大歓迎です。(う!)
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は一切責任を負うものではありません。
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※最終行までお読み下さりありがとうございました。
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投稿者 Yuki : April 24, 2004 08:01 PM
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