April 05, 2004

鳥インフルエンザは恐くない

4月2-4日に日本大学生物資源科学部で開催された第137回日本獣医学会に参加してまいりました。
4月2日(金)午後に大講堂で、緊急シンポジウム「鳥インフルエンザはこわくない」が開催されました。

日本で第一人者である北海道大学の喜田宏教授が座長を務められ、次の講演と活発な質疑応答が行われました。

「はじめに:インフルエンザの生態」  喜田 宏 先生 (北海道大学)
「高病原性鳥インフルエンザと野鳥」 伊藤 壽啓 先生(鳥取大学)
「日本における高病原性鳥インフルエンザ発生例から分離されたウイルスの性状」 真瀬昌司 先生(動物衛生研究所)

その中で、喜田先生が何度かおっしゃっておられ、そしてこの緊急シンポジウムのタイトルともなった言葉「鳥インフルエンザはこわくない」は、

「毎年、ヒトからヒトへ感染し、数千人が死亡するインフルエンザと比較すれば、病気として鳥インフルエンザは恐くない」という意味だと解説されておられました。

そして、今回、日本に入ってきたということは、これから毎年、日本で発生する可能性があること、淡々と月に1回、いろいろな鳥種で、ウイルスのサーベイランスを行うことが重要だと締めくくられました。

3月16日に■ペットポータル■: そろそろ終息ですかねで予想した通り、日本ではそれ以降の発生は認められていません。
京都でも4月13日に安全宣言が出されるとのことです。

これで去年の年末から続いた高病原性鳥インフルエンザの散発は終わりを迎えると予測しますが、これ以降も、全国各地の家畜保健衛生所などで、今年の冬に向けて淡々と地道な検査が行われていることを、私たちは忘れてはいけないと思います。

もちろん、食肉と卵から鳥インフルエンザがヒトに感染したという報告がないこともです。

私事ですが、先週、火曜日に札幌へ出張した際に、学生時代にお世話になった北海道の焼鳥チェーン「鳥せい」西野店に行ってきました。
「炭火焼」も「から揚げ」も変わらぬ味で、大変美味で堪能してきましたが、生(なま)のささ身をわさび醤油とお酒で和えた「鳥わさ」が当分の間、食べられなくなっているのは、残念でした! 僕は何も心配していないのに!! (でも、広く消費者の安心を考えたら、仕方ないのかな、とも思います)

nisino3.jpg

投稿者 Yuki : April 5, 2004 12:37 AM
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?