当サイトにリンクしてくださっている「あるトリマーのBLOG」さんの次のようなエントリーがありましたので、トラックバックをさせてもらいますね。
仰る通り、遅い対応なんですが、まだ日本に侵入する前で良かったな、間に合ったなと思っている獣医師は多いと思います。
それで、本当の問題は、狂犬病ワクチンの接種率なんです。
狂犬病ワクチンって何%ぐらい、ワンちゃんに接種されていると思いますか?
厚生労働省は78.2%だとしています(平成13年度)。
これは、狂犬病ワクチン接種頭数465万頭、登録頭数が594万頭という数字を使っての割り算なんです。
でも、そこには疑問が生じます。
ペットフード市場の90%以上が会員会社でカバーされるというペットフード工業会の調査では、2003年の犬の飼育頭数は1113万頭という調査結果を出しています。
これで狂犬病ワクチン接種率を計算すると、41.7%となり、半分を割ってしまいます。
狂犬病が日本に侵入した際に、飼い犬が十分な免疫をもち感染が広がらない目安になる接種率は、「50%」とされています。
ですから、この春の「狂犬病予防接種」は大事です。
ワンちゃんを飼っている皆さんは、ぜひ予防接種を自分のワンちゃんにしてあげてください。
本当にお願いします。
今回の鳥インフルエンザ騒動では、ペットとして飼っているチャボや鶏やハトや、クジャクまでも捨ててしまうことが起きてしまいました。
本当は捨てなくても問題はなかったと私は考えています。
でも、予防されていないから、不安だから、近所から言われるから、という理由で捨てられてしまったんだろうと思います。
それであれば、ワンちゃんを、そして飼い主さん自身を守るために、必ずワンちゃんに狂犬病ワクチンを注射して、狂犬病予防をしてあげて下さい。
それが自分の不安を除き、周りの不安を除き、大切なペットを守る積極的な防衛策なのです。