March 01, 2004

鳥インフルエンザ、学校の対応

2月29日付朝日新聞に、東京都や奈良県などの獣医師会が、学校で飼われている鳥の飼育指導や健康診断を行っていることが新聞に掲載されました。

「学校の鳥」割れる対応 獣医師が「健康診断」(奈良) 保護者にも説明、児童が続行(東京) 世話は教員のみ 飼育中止を通達 (大分・宮崎)

西東京市の小学校長からは「日頃から獣医師さんの指導を受けてきたことであわてずにすんだ」というコメントがあり、また奈良市の小学校長から「保護者には鳥小屋の衛生管理に気をつけていることを伝え、児童にも『正しい知識を持ち、むやみに不安がらないように』と指導しているが、獣医さんに来てもらうとやはり心強い」とのコメントがあり、うまく連携が取れていることがうかがわれます。
                (ペットポータル注:「 」や『 』は、新聞記事を引用)

記事で紹介されている大分県でも、「鶏肉を食べても感染しない」と説明され、「みんな落ち着いて受けて止めて」いるとのことです。宮崎県都農町では、残念ながら町内の小学校での鳥類飼育を中止する通達を出しましたが、これは宮崎県が日本でも有数のブロイラーの生産地であり、養鶏農家が多いため、「学校が感染源と」ならないように、との配慮です。そして、記事にもありますように、「『鳥は絶対に殺さない』と児童に説明したうえで、受け入れてくれる家庭を探している」とのことです。

メンバーに入れて頂いている「全国学校飼育動物獣医師連絡協議会」のメーリングリストでは、毎日、全国各地の獣医師会の獣医師と学校の先生方との連携について報告や議論がなされています。
全ては書ききれませんが、獣医師会との連携が構築されている県や市町村では、当然のことながら、鳥インフルエンザの発生後も混乱がみられていないとのことです。

文部科学省からも都道府県への通知の中の一つに、「学校医や保健所、地方獣医師会などと連携を取ること」と求めているそうです(朝日新聞記事より)

このように学校では、教師と獣医師が連携して、命の尊さを教えるべく懸命に努力されています。

しかし、一方で、家庭ではどうでしょうか。

兵庫県伊丹市でクジャクが捨てられており、「鳥インフルエンザへの不安から捨てられた可能性がある」とのことです。
Yahoo!ニュース - 社会 - 毎日新聞

今まで目を楽しませてくれ、幸せを与えてくれた動物をそのように捨てて良いものでしょうか。
まだ真相は分かりませんが、驚きと怒りを禁じ得ません。

冷静な対応を切にお願い申し上げます。

投稿者 Yuki : March 1, 2004 10:48 PM
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