November 30, 2003

英国のペットパスポート

BBCによれば、英国ではペットを連れて海外旅行する際のパスポートが本格化しつつあります。

ペットパスポートを持てば、たいていのヨーロッパ各国や、狂犬病のない国々(日本も含まれます)から英国に再入国する際に、180日間の動物検疫を受けなくても済むそうです。

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これは英国のDEFRA(The Department for Environment, Food and Rural Affairs: 環境食糧農林省)が進めているPETS(The Pet Travel Scheme:ペット旅行計画)の一貫で、ペットパスポートをもらうには、所定の要件を満たす必要があります。

・ マイクロチップが埋め込まれて、個体識別が可能なこと
・ 狂犬病ワクチンが接種されていること
・ 血液検査を受けていること(狂犬病に対する抗体価を測定します)
・ 英国が定めたPETS証明書が発行されていること
・ 寄生虫の一種である条虫(エキノコッカス)とダニの駆除を行っており、それを公的に証明できること
・ 居住場所についての宣言書に署名すること(旅行前6ヶ月間は、指定国以外へペットを連れていっていないこと)

これら6点が要件となっています。
英国からの出国も、英国への入国もPETSに申告しているルートで旅行しなくてはなりません。
日本-英国間は空路のみで、空港は成田、関西、名古屋の3空港のみが認められています(Defraのサイトでは、Kansaiとつづるべきところを、Kansiaとスペルミスになっています (~~;)。

英国での到着時にスタッフが全ての要件をチェックし、もしそのチェックを通過できなければ、ペットは動物検疫を受けるか、英国への入国を認められず、出発地に送還されるとのことです。

また旅行中、ペットができるだけ快適に過ごせるように次の注意が書かれています:
・ 旅行に耐えられるくらい、ペットが健康であることを確認すること
・ 旅行直前にペットに与える食事は軽くすること
・ 輸送ケージに入れる前に、ペットのトイレは済ませておくこと
・ 旅行の前に、輸送ケージに入ることをペットに慣れさせることは良案である
・ 輸送ケージは通気性がよく、動き回るのに十分な大きさがあり、安全で(足をはさまないで!)、フードも水も十分あり、簡単に差し替えられるものであること
・ 家族のにおいのついたクッションや毛布をケージに入れてあげれば、ペットもより落ち着くことでしょう
・ その他にも良いアイデアがあれば、ぜひ試してください

BBC Holiday - Travel tools - Pet passports

日本への入国の際には、少し状況が異なります。
外国から輸入される犬猫は、狂犬病とレプトスピラ症(犬だけ)についての検疫のため一定期間の係留検査を受けなければなりません。

係留検査は、原則として動物検疫所の係留施設で実施します。係留期間については、輸出国政府機関が発行する狂犬病予防注射証明書の有無や健康証明書の内容によって14~180日の間で設定されます(日本に到着した日と解放する日は除く)。狂犬病予防注射証明書がない場合には、最長期間(180日間)の係留期間となりますのでご注意ください。 ただし、狂犬病の発生のない指定地域から連れてくるときは、必要事項が記載された輸出国政府機関発行の健康証明書があれば、12時間以内の係留期間となります。
(引用:動物検疫所

日本でも、狂犬病のない地域からの輸入で所定の検査申請書や証明書に不備がなければ12時間以内の係留で済むのは朗報です。
しかし、海外(狂犬病発生地域)から入ってくる猫については、海外での狂犬病の予防注射を要件とするのに、日本では猫を対象とした狂犬病ワクチンが認められていないのは、なぜなんだろうと思ってしまいます。皆さんは、海外では猫にも狂犬病ワクチンが接種されていることをご存知でしたか?

また、もう一点、日本では現在数社の犬猫用マイクロチップ(商品名は、ライフチップなど)が農林水産省で認められています。
現在は迷子防止を主目的としていますが、飼い主さんへの連絡も理解も不十分で、まだ普及率は非常に低いです。

それを活用する側も同じ状況で、各都道府県や市町村の動物愛護センター・保健所などでも、マイクロチップのコード番号を読み取るためのリーダーを装備していないところが多数あるようです。
それでは、飼い主がせっかくマイクロチップを埋め込んでいても、読み取られることのないまま、飼い主の手元に戻れないペットがいることが残念ながら予想されます。

まず、都道府県・市町村レベルでのリーダーの普及率を向上させて、受け入れ側の態勢を整えることが先だろうと思います。そうして、準備ができれば、飼い主さんも真剣に考えるようになり、普及する素地ができるのではないでしょうか。そして、それが日本版のペットパスポートにも使えるようになれば、飼い主、ペット、獣医師そして行政も皆、便利になれますよね。

投稿者 Yuki : November 30, 2003 12:10 AM
コメント

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