BBC News(11月25日付)によれば、中国で狂犬病による死者が急増しています。中国の報道によれば、1-9月の9ヶ月間で、約1,300名(1,297名)が死亡しており、去年の同時期の62%増とのことです。
これは、今年はじめ中国本土でパニックを起こしたSARSによる死者の349名のほぼ4倍に当たるとのことです。
China Daily 誌に中国当局が語ったところによると、この原因としては、ワクチンの品質が良くないことと、狂犬病に対する知識が一般に不足している(狂犬病の予防注射接種率が低い)ことが考えられるとのことです。
また、中国でペットを飼うことの流行と共に、捨て犬や迷子の犬が増えていることが原因だと新聞では報じています。
中国での昨年1年間での狂犬病の死者は1,003名であり、すでに今年はこの数字を大きく上回っています。
狂犬病は、さまざまな動物のだ液から感染し、発熱、痙攣、発作、幻覚、昏睡などの症状を呈して、発症すると最後は死に至ります。
人がもし狂犬病に感染した動物に咬まれた場合は、すぐにワクチン接種をすれば有効ですが、一度発症すれば治療は不可能です。
BBC NEWS | Asia-Pacific | China reports sharp rise in rabies
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日本にいる私たちができる最善の防衛策は、飼い犬に定期的に狂犬病ワクチンを接種すること、捨てざるを得ない子犬をつくらないために不妊去勢手術を施すことだとペットポータルは考えます。
但し、ワクチンや手術の安全性は100%ではなく、副作用や事故により死亡する場合も、残念ながら報告されています。