こんにちは。
朝、晩の冷え込みが、結構強くなってまいりましたが、暖冬の感は歪めませんネ。
それでも、我家の子達は、余りベランダも出たがらず、直ぐにマットや犬用の
ベットの上で居眠りを始めます。余談ですが、彼等にはクラシックが有効ですよ。例えば少々古くなりましたが、「アダージョ・カラヤン」等を聞かせると、気持ちよさそうに眠ります。
それにしても、子犬の頃から室内飼いをしていると、すっかり環境に適応するのでしょうか?犬のくせに、猫状態です。
散歩に出かける時に、様々な犬達に出会いますが、前から気になっていたお年寄りと日本犬の大型犬について、少しお話しを進めます。この子は、何時もお年寄りの横に、理想的な間合いで歩き、決して他の犬に吠えたり、威嚇せず、反対に小型犬等や人とすれ違う時に少し、脅えた様な目をします。立派な体格をしているし、相手の方が怖がる筈なのに何か変だなと、思っておりました。
最近、家内にその訳を聞きました。阪神淡路大震災の時に倒壊した、廃虚で悲しそうに何かを求め、探している様子のこの子を、偶々今飼ってられる老人がご親類の
安否確認の為に、神戸に行かれた時に見かけて哀れに思われ連れて帰って来られたとの事です。
この子は、あの大惨事で家族を失い、悲しみと、寒さと、食べる事も出来ず、深い苦悩を味わったのでしょう。また、傷も負っていました。推測ですが、その様な状況を経験し、トラウマになって他の犬や、他人には一歩引く様になったのかと思われます。
ただ、今は良い人に拾われ、幸福な老後(震災から10年ですから、かなりの年になっ
ていると思われます)を送っているかと思います。散歩をしている、お年寄りも犬と
の確かな、絆を感じられる風情です。
不思議なもので、我家の問題児ベルは幼小体験から、ゴールデン、日本犬の中形以上に遭遇すると、手を焼きますが、この子には吠ず、何とも言え無い間を取ります。
犬は人に癒され、人も犬に癒され、確かな絆なができる。
この様な事例も「ヒューマン・アニマル・ボンド」では無いでしょうか。